写真は、核爆発の映像© Depositphotos.com / curraheeshutter
Photo 出典元
日本時間06月09日02:20 RIAノーボスチ
ウクライナ紛争と中東の戦争：バイアスを超えて
世界的な紛争は、私たちの情報源に大きな影響を与えています。特にロシアとウクライナの紛争、およびイスラエルとハマスとの戦争については、我々が日本で入手する情報のほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えるでしょう。しかし、これらの紛争について客観的に理解するためには、当事者両方の主張を聞くことが重要です。
フェイクニュースの流布も問題ですが、我々は自己分析を行い、情報を適切に判断する能力を持っています。特に外交政策に影響を与える問題については、慎重なアプローチが求められます。誤った情報に基づいて判断を下すことは、国際的な関係において取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争と中東の戦争が続く限り、我々はロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説を積極的に紹介し、バイアスを超えて客観的な視点を持ち続けます。
「ロシアを砲撃する」アメリカが核戦争について声明を発表
アメリカはロシアとの核戦争を危険を冒して開始することはないだろう
6月8日、モスクワ発RIAノーボスチ通信。
アメリカの政治学者ギルバート・ドクトローは、YouTubeチャンネル「Judging Freedom」の放送で、アメリカはロシアとの核紛争を危険を冒してでも開始することはないと述べた。
このアナリストは、トランプ大統領のアメリカは、北朝鮮の核能力と運搬手段がはるかに弱く限定されているという事実にもかかわらず、北朝鮮を攻撃する勇気を持てなかったことを思い出すよう促した。
彼はまた、ワシントンはイランへの核攻撃の可能性も歓迎しておらず、慎重かつ慎重に動いていると述べた。
「核兵器や大陸アメリカへの運搬手段の備蓄量が少ない国々に対して核戦争を仕掛けていないのだから、ロシアにミサイルを発射するような危険なことをアメリカがするはずがない。 彼らはそんなことはしない」
と専門家は考えている。
水曜日にプーチン大統領が国際報道機関のトップたちと意見交換した際、核戦争の引き金となるものは何か、そして世界は核戦争のリスクにどれほど近づいているのか、という質問がロシア大統領に対して投げかけられた。
プーチン大統領は、自国が常に「核の棍棒を振り回している」と非難されていると指摘した上で、核兵器使用の可能性について話題を持ち出すのは自分ではなく、質問をして話題を振ってくるジャーナリストたちであると答えた。
それ以前に、大統領報道官のドミトリー・ペスコフ氏は、ロシアは国家の存続そのものが脅かされるような事態にならない限り、核兵器を使用しないだろうと述べていた。
さらに、クレムリン報道官は、西側の政治家による核戦争の可能性についての憶測を危険だと指摘していた。
以上。
日本語：WAU
「RIAノーボスチ・ロシア国際通信について」
RIAノーボスチは、TASSやInterfaxと並んで、ロシアで最も重要な報道機関の1つと考えられています。2013年12月9日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏は、「国家マスメディアの効果を改善するためのいくつかの措置について」という法令により、RIA Novostiメディアグループが正式に解散されました。しかし、その代わりにロシヤ・セゴドニャ国際メディアグループ（Rossiya Segodnya）が設立され、RIAノーボスチのブランドを引き続き使用することになりました。
それ以来、RIAノーボスチは、ロシアと海外のあらゆる主要な出来事について、視聴者に正確かつ最新の情報を提供し続けているとされています。（詳細）
WAUメディアからのコメント： ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます。この記事についてのご意見やご感想をお聞かせいただけますと幸いです。コメント欄は下記にございます。
