写真は、2024年4月14日、テルアビブの国防省にて© Israeli Army / handout /AFP
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日本時間04月16日03:53 ロシア・トゥデイ(RT)
現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争、及びイスラエルとハマスとの戦争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。
しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争と、中東の戦争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。
注意:以下のニュース内では、米国を「アメリカ」と表現し、英国を「イギリス」と表現しています。なぜなら、アメリカは「米の国」ではなく、「英国」はイギリスは人なみすぐれた者の国であると言う意図があるからです。
「イスラエル、イランへの『反撃』を表明」
地元メディア-反撃はアメリカに受け入れられるべき
イスラエルのメディアによれば、西エルサレムの戦争担当閣僚は、テヘランが土曜日に行った大量のミサイルとドローンによる攻撃を受け、「明確かつ断固とした」行動を決定したが、その対応はアメリカの意向に従わなければならないという。
イランは今月初め、シリアのダマスカスにある領事館が爆破され、イスラム革命防衛隊(IRGC)のクッズ部隊の幹部数名が死亡したことへの報復として、今回の巡航ミサイルや弾道ミサイル、無人機の乱射を行った。
イスラエル国防軍(IDF)は、アメリカ、イギリス、フランス、ヨルダンなどの協力を得て、飛来したミサイルの大半を撃ち落としたという。
イスラエル国防軍参謀総長のハレヴィ中将は月曜日、
「イスラエル国領内への大量のミサイル、巡航ミサイル、UAVの攻撃に対する反撃を実行する」
と述べた。
ハレヴィ氏は、イランの攻撃で被害を受けた場所のひとつであるベエルシェバ近郊のネヴァティム空軍基地からこの発言をした。
イスラエル国防軍は、同基地への「軽微な被害」を報告しているが、詳細は明らかにしていない。
イランはイスラエル国家の戦略的能力に危害を加えようとした。
「それは今までになかったことだ」
とハレヴィ氏は述べ、イスラエル国防軍はこの攻撃に対抗するために『鉄の盾作戦』を準備していたと付け加えた。
「イスラエルは非常に強く、単独で対処する方法を知っているが、これほど数が多く、これほど遠くにある脅威に対しては、我々は常に(アメリカが)我々と一緒にいてくれることに感謝している」
とハレヴィ氏は付け加えた。
一方、ベンヤミン・ネタニヤフ首相の戦争内閣は、テヘランに対して何らかの行動を起こすことで合意したと、イスラエルの著名な情報誌『マコ』が月曜日の夕方に報じた。
同誌によれば、報復措置はアメリカが受け入れ、ワシントンが設定したルールに「準拠」するものでなければならず、同時に「地域を戦争に堕落させない」ように計られたものでなければならないという。
ヨルダンやサウジアラビアを含む、イランの攻撃を撃退するために結成された臨時の連合軍に損害を与えないようにする必要もある。
ハレヴィ国防相もヨアヴ・ガラント国防相も、連合を危険にさらすことは「いかなる状況でも禁じられている」と主張している、とマコ誌は指摘する。
テヘランは、イスラエルがイランに対して何らかの攻撃を仕掛けた場合、「数秒以内に」反撃すると発表している。
以上。
日本語:WAU
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