写真は、イランのマスード・ペゼシキアン大統領@AP Photo / IRIB/Morteza Fakhri Nezhad
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日本時間04月22日01:21 RIAノーボスチ
「イラン ペゼシキアン大統領:イランはアメリカと対等な条件で核取引を締結する用意がある」
テヘラン、4月21日-RIAノーボスチ
イランのマスード・ペゼシュキアン大統領は、イランはアメリカと対等な条件で核合意を締結する用意があるとし、
「アメリカとの交渉については、一定の枠組みの中で、国益に従うことを条件に、我々は合意の用意があるが、もし彼らが我々と対等な条件での合意を望まないのであれば、我々は我々の道を進む」
と述べた。
アメリカとの第2回協議の後、同大統領は、イランの最高指導者ハメネイ師が、テヘランはこの協議を悲観的に見ており、楽観視していないという立場を繰り返した。
オマーンのバドル・アル・ブサイディ外相の仲介で、イランとアメリカの第2回協議が先週土曜日にローマで開催された。
第3回会合は4月26日に開催され、4月23日(水)にはオマーンで専門家レベルの技術グループ会合が予定されている。
■イランの核開発をめぐる状況
3月上旬、ホワイトハウスのドナルド・トランプ大統領は、アリ・ハメネイ氏に書簡を送り、その中で、核開発に関してテヘランと協定を結ぶことを望むと述べ、そうでなければ軍事的対応を取ると脅した。
イスラム共和国のマスード・ペゼシキアン大統領が指摘したように、テヘランはこの問題に関してワシントンと直接交渉することを拒否した。
4月12日、オマーンでスティーブ・ウィトコフ・エメリカ大統領特使(中東担当)とアッバス・アラクチ・イラン外相との間接協議が行われた。
アメリカ側は、この会談は前向きなものだったと述べ、イランの外交官も、建設的で穏やかな会談だったと述べた。
2015年、イギリス、中国、フランス、ドイツ、ロシア、アメリカ、フランス、イランは、包括的共同行動計画という協定を結んだが、これは、テヘランの核開発を制限することと引き換えに、制裁を解除することを想定していた。
2018年5月、各国は合意から離脱し、イランに対する制裁を復活させた。これに対しイスラム共和国は、特に核研究とウラン濃縮レベルの制限を放棄し、合意に基づく約束を段階的に削減すると発表した。
以上。
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