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ロシア・トゥデイ(RT) 「台湾、米国製兵器の製造委託先から納品延期を受け、他の選択肢を検討せざるを得ない状況」

写真は、2013年5月、馬祖島で行われた軍事訓練で240mm榴弾砲を操作する台湾の兵士 © Getty Images / Ashley Pon

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ロシア時間5月3日16:39 ロシア・トゥデイ(RT)

「ロシア・トゥデイ(RT)について」

ロシア・トゥデイ(RT)は、ロシア連邦予算からの公的資金で運営されている、自律的な非営利団体です。2005年に最初の国際ニュースチャンネルを開設したRTは、現在、9つのテレビチャンネルでニュース、時事問題、ドキュメンタリーを放送する24時間体制のグローバルなニュースネットワークであり、6つの言語によるデジタルプラットフォームと、姉妹ニュースエージェンシーのRUPTLYを擁しています。

現在、RTは5大陸、100カ国以上で視聴可能です。主流メディアが見落としているストーリーをカバーし、時事問題に対する新たな視点を提供し、主要なグローバルイベントに対するロシアの視点を国際的な視聴者に伝えています。 2021年1月の時点で、RTのウェブサイトは合計で1億5000万以上の月間アクセス数を記録しています。2020年、RTは世界のTVニュースネットワークとして初めて、YouTubeのチャンネル全体で100億ビューを達成しています。

注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が注目されていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたNATO擁護側から発信されているもの に限られていると言ってよいでしょう(フェイクニュースも少なくありません)。

しかし、どのような紛争も、当事者両方の言い分を聞いて、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する方が賢明だと思います。 従って、この一連のウクライナ紛争のニュースに関しては、敢えて、ロシアやロシア制裁決議に中立を表明する 国のニュースソースを全面的に解説しています。

「台湾、米国製兵器の製造委託先から納品延期を受け、他の選択肢を検討せざるを得ない状況」

日本語解説:WAU

台湾防衛当局は、米国が荒廃したウクライナ紛争にさらに武器を供給するため、台湾への榴弾砲40基の納入予定日を少なくとも3年延期したことを知らされ、砲兵部隊の計画を立て直すことを余儀なくされた。

台湾の国防省は月曜日に、台湾の7億5000万ドルの注文が米国の生産ラインから「排除され」、予定通り2023年からではなく、最短でも2026年まで納期を遅らせることになったと発表した。

その結果、同省はその穴を埋めるためにロッキード・マーチン社製のトラックベースのロケットランチャーなど、他の利用可能な兵器システムを検討しており、決定次第予算案を提出する予定だという。

台湾は、中国本土からの攻撃をかわすために、精密かつ長距離の武器で軍隊を近代化しようとしており、この大砲の発注は昨年承認され、ジョー・バイデン大統領就任後、台湾にとって初めての対米武器取引となっていた。

台湾への納入は、155mm M109A6自走榴弾砲「パラディン」システム40基、及び支援車両や精密誘導キットなどの関連装備も含まれていた。

バイデン政権は、キエフのロシア軍撃退を支援するため、榴弾砲を含む重火器のウクライナへの納入を強化するために、米政府は約150億ドルの兵器の一部として、90台の榴弾砲と14万発の155mm弾薬をキエフに約束している。

バイデンは現在、ウクライナへの330億ドルの更なる追加援助について、議員の承認を求めている。

昨年のアフガニスタンからの混乱した撤退と、ウクライナでロシア軍と戦うためにアメリカ軍を送ることを拒否したバイデン政権は、台湾を保護するという米政府のコミットメントに疑問を投げかけている。

米国のアントニー・ブリンケン国務長官は先週、

「台湾がいかなる潜在的な侵略からも自らを守るために必要なすべての手段を有することを承認する」

と宣言しているが、米軍が台湾へ行くかどうかは定かではない。

台湾当局はウクライナ紛争を「非常に注意深く」見ており、

「自衛のためにウクライナから何を学べるかを検討している」

と、台湾の外相ジョセフ・ウー氏は日曜日にCNNに語った。

さらに、

「中国政府は、アメリカや他の主要国がどのように台湾の助けに来るか、考えたり計算したりしているはずだ。もし台湾が現地支援を受けないだろうと考えれば、それは侵略への青信号になるだろう」

と述べている。

ジョセフ・ウー台湾外相

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中国政府は、米国と他のNATO加盟国がウクライナ危機を扇動したと非難しており、米国が台湾に干渉することに対しても繰り返し警告し、中国の領土保全のために手段を講じると述べている。

以上。

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