写真は、2017年、ドナルド・トランプ大統領とミッチ・マコーネル上院議員。(Getty)
Photo 出典元
米国時間12月08日Newsmax
by エリック・マック
Eric Mack
日本語解説:WAU
「トランプ氏:ミッチ・マコンネル上院少数党院内総務(共和党)は『すべてのカード』を持ちながら、プレイする度胸がない」
エリック・マック氏によると、ミッチ・マコンネル上院少数党院内総務(共和党)は、「債務上限引き上げ」の見直し策を見つけるために民主党に12月中旬までの猶予を与えたにも関わらず、今は民主党を支援することで共和党の票を見つけたいと考えているとして、ドナルド・トランプ元大統領はこの問題で妥協した共和党党首を非難しています。
マコンネル氏は債務上限の問題で折れたことから、民主党の完全な勝利となったが、国の構造を本質的に変えてしまう可能性のある、5兆ドルの『Build Back Worse:さらなる悪化を招く』法案を潰すために使わなかった」
と、トランプ氏は水曜日の夜、「セーブ・アメリカ」PACの声明に書いています。
現在、トランプ氏は、マコネル氏が民主党への支持を求めていることで、「Build Back Better」法案が上院で可決され、ジョー・バイデン大統領の机に送られて署名がなされることになるだろうと予測しています。
本名アディソン・ミッチェル・マコンネル3世(1942年2月20日生まれ)は、2021年から上院の少数党党首を務めているケンタッキー州選出の上級アメリカ合衆国上院議員(共和党員)です。
マコンネル氏は保守的な立場をとっていますが、政治家としてのキャリアの初期には、プラグマティストで穏健派の共和党員として知られていました。選挙資金調達法の厳格化に反対し、2010年には最高裁判決「シチズンズ・ユナイテッド対FEC」で「超党派選挙運動改革法」(マケイン・フィーゴールド法)を一部覆すに至っています。
トランプ政権では、上院の共和党多数派が、大統領就任後の2年間で記録的な数の連邦控訴裁判所判事を承認し、連邦最高裁判所のニール・ゴーサッチ、ブレット・カバノフ、エイミー・コニー・バレットの承認争いに勝利しました。
トランプ氏の政策の多くを支持する一方で、マコーネル氏は2020年の大統領選挙を覆そうとするトランプ氏の試みに批判的であり、トランプ氏の2回目の弾劾裁判では、元大統領を弾劾することの合憲性に関する理由で無罪に投票したにもかかわらず、2021年のアメリカ合衆国国会議事堂襲撃事件に「実質的かつ道徳的に責任がある」とみなしています。詳細
「年老いたカラス:(トランプ氏が付けたマコネル氏のニックネーム)が2ヶ月延長し、法案を2つに分割したことで、民主党は必要なものをすべて手に入れた」
と、トランプ氏の声明は続きます。
「ミッチが適切に手を打てば民主党は完全に折れていただろうし、そうでなくても債務上限のシナリオは可決される法案よりもはるかに破壊的ではなかっただろ」
と述べています。
トランプ氏によると、マコネル氏は債務上限の引き上げを譲らないだけで、バイデン氏が宣伝している追加支出を抑えることができたといいます。
「彼は勝つためのカードをすべて持っているが、それを実行する『根性』がない」
とトランプ氏の声明は次のように締めくくられています。
「その代わりに、ジョージア州の上院2議席や大統領職そのものを手放したように、我々の国を手放すのだ。オールド・クロウは災難だ!」
上院議員のリンゼイ・グラハム氏は、今月初めにニューズマックスに語ったところによると、
議会予算局は11月中旬に、トランプ氏が言ったように5兆ドルと見積もった後、歳出法案の価格について最新のスコアを出す予定だということです。
以上。
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翻訳者からのコメント:
ここまで読み進めていただいた貴重なお時間ありがとうございます。記事が面白いと思っていただきましたら、是非、SNSにシェアしてくださるとありがたいです!