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ニューズマックス「ロシア、『ウクライナ侵攻の口実探し』と言うアメリカの見解を否定」

Photo 出典元 プーチン大統領(Getty)

米国時間01月17日Newsmax via The Associated Press.

日本語解説:WAU

「ロシア、『ウクライナ侵攻の口実探し』と言うアメリカの見解を否定」

記事によると、ロシアの外交官は、ウクライナとの国境付近に集結したロシア軍が月曜日にさらなる訓練を開始したことを受け、モスクワがウクライナ侵攻の口実を準備しているという米国の疑惑を激しく否定したと言います。

ホワイトハウスが金曜日に発表したところによると、米国の情報当局は、ロシアがすでに反政府勢力の支配下にあるウクライナ東部に工作員を配備し、そこで破壊行為を行い、それをウクライナのせいにして侵略の口実を作る「偽旗作戦」を行っていると結論づけている事に対し、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は月曜日に記者会見し、この米国の主張を「完全な偽情報」と断じて否定しています。

また、ラブロフ外相は、NATOがウクライナをはじめとする旧ソ連諸国を抱き込んだり、軍や兵器を駐留させたりしないという拘束力のある保証を求めるモスクワの要求に対し、米国とその同盟国が今週中に書面で回答することを期待していることを再確認したと伝えています。

セルゲイ・ラブロフ外相

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アメリカとその同盟国は、先週ジュネーブで行われた露米交渉ブリュッセルで行われたNATOとロシアの関連会議で、モスクワの要求を断固として拒否しています。

この会議は、戦車や重火器を装備した推定10万人のロシア軍がウクライナの近くに集結し、西側諸国が侵略の前兆ではないかと恐れている中で行われたと言われています。

このような軍備増強の中、ロシアはここ数週間、ウクライナに隣接する地域で一連の戦争ゲームを行ってきたと西側諸国は述べ、月曜日には、ロシア西部に駐留する装甲部隊を対象に、300台の戦闘車両を使った演習を開始したと発表しています。

米国は上院議員の代表団がウクライナを訪問し米国の支援を強調しています。

ニューハンプシャー州選出のジーン・シャヒーン上院議員(民主党)は、

「我々超党派の議員団は、国際社会に向けて、米国はパートナーのウクライナが主権を守り、ロシアの持続的な侵略に直面しているウクライナを揺るぎなく支援しているという明確なメッセージを発信します」

と声明を発表しました。

ジーン・シャヒーン上院議員

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コネチカット州民主党リチャード・ブルーメンタール上院議員は、代表団がウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談した後、

「ロシアがウクライナに侵攻した場合、我々は壊滅的な経済制裁を科すが、それよりも重要なのは、ウクライナの人々に、彼らの生命と生活を守るために必要な武器、致死的な武器を与えることだ」

などと述べたと言います。

一方、月曜日に首都キエフを訪問したドイツのアナレーナ・バーボック外相は、

「これ以上のエスカレーションは、経済的、政治的、戦略的に、ロシアの政権にとって高い代償となる。この非常に危険な状況を打開するには、外交が唯一の方法であるため、我々はロシアと真剣に対話する用意がある」

として、交渉継続の必要性を強調しています。

バーボック外相によると、ウクライナ当局がロシアの仕業としている先週のサイバー攻撃について、ドイツは調査のためにサイバーセキュリティの専門家をウクライナに派遣することを申し出ていると言います。

その上で、ドイツは武器の提供を拒否する姿勢を変えていないと指摘し、

「危機をエスカレートさせないために全力を尽くすことを明確にした」

と述べています。

アナレーナ・バーボック外相

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ドイツオラフ・ショルツ首相は、スペインを訪問した際、

「ロシアが状況を緩和するための明確なステップを期待している。ウクライナへの軍事的攻撃は、政治的、経済的に深刻な結果をもたらすだろう」

と付け加えました。

ウクライナ政府はというと、ロシアが同盟国ベラルーシを含む様々な方向から攻撃を仕掛けてくる可能性があると警戒しています。

ベラルーシアレクサンダー・ルカシェンコ大統領は、国内の抗議活動への弾圧に対する欧米の制裁の中で、ますますクレムリンの支援に頼るようになっており、ロシアとベラルーシは来月、大規模な軍事訓練を行うと述べています。

ルカシェンコ氏によると、演習はベラルーシの西側国境と、ウクライナと国境を接する同国南部でも行われる模様です。

ベルタ通信によると、ベラルーシ安全保障評議会アレクサンダー・ヴォルフォヴィッチ書記は月曜日、ロシア軍が演習のためにすでに同国に到着し始めたと述べています。

ロシアは、隣国を攻撃する計画があることを否定しており、逆にウクライナの指導者が、ロシアに支援された反政府勢力が支配するウクライナ東部の領土を取り戻すために、武力を行使する計画を練っていると非難していると言いますが、ウクライナ当局はこれを否定しています。

ロシアは、2014年にウクライナのモスクワ寄りの指導者が失脚した後、ウクライナからクリミア半島を併合し、また、ウクライナ東部の分離独立派の反乱にも力を入れており、同地では8年近くにわたる戦闘で、1万4,000人以上が死亡しています。

ロシアのプーチン大統領は、欧米諸国が要求を突きつけてきた場合、

「モスクワは不特定多数の軍事的・技術的措置を取る」

と警告しています。

ジュネーブで行われた米国との会談でロシア代表団を率いたセルゲイ・リャブコフ副外相は先週、

「米国とその同盟国がロシアの玄関口での軍事活動を縮小しない場合、ロシアがキューバとベネズエラに軍事資産を派遣する可能性を肯定も排除もしない」

と述べていますが、ジェイク・サリバン米国家安全保障顧問は、この発言を大げさなものとして深刻にとらえていない模様です。

クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は月曜日、キューバとベネズエラへのロシアのミサイル配備の可能性について聞かれ、

「ロシアは現在の状況の中で自国の安全を確保する方法を考えている」

と記者団に答えています。

以上。

どうしてもロシアを悪者にして事を危ない方向にもっていきたい民主党政権のアメリカ。これに対して何とか話し合いで対処したいNATOと、自国の安全を守るために、隣国設置付近の軍事配備の排除を要求すロシアと言う構図が見えなくもないです(解説者の個人的な見解)。

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