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デイリーワイヤー「フェイスブック、世論の反発を受け、保守的な児童書出版社を禁止する決定を覆す」

Photo 出典元 John Slater via Getty Images

米国時間01月06日DailyWire.com
「デイリーワイヤー紙は、アメリカで最も急成長している保守系メディア企業の一つで、ニュース、オピニオン、エンターテイメントを提供するカウンターカルチャーのニュースサイトです」

by ミーガン・バシャム
Megan Basham
メーガン・バシャムは、Rotten Tomatoesが認めた批評家であり、デイリーワイヤー紙のエンターテイメントレポーターです。前職の「World Magazine」では、エンターテインメント・エディターとポッドキャストの共同ホストを務め、数多くのAリストのセレブリティにインタビューを行いました。また、「The Wall Street Journal」、「National Review」、「Townhall」などにも寄稿しています。著書『Beside Every Successful Man』は、ランダムハウス社から出版されています。

日本語解説:WAU

「フェイスブック、世論の反発を受け、保守的な児童書出版社を禁止する決定を覆す」

ミーガン・バシャム氏の記事によると、保守系の児童書出版社のアカウントをロックし、広告を出せないようにしたことに対する世論の反発を受けて、フェイスブックは月曜日、Heroes of Libertyのプラットフォームへのアクセスを復活さたと伝えています。

Heroes of Libertyは、デイリーワイヤー紙が以前報じたように、11月14日に発売された、ロナルド・レーガン大統領や経済学者トーマス・ソーウェルなどのアメリカの英雄たちの伝記を若い読者に提供している出版社です。

12月23日、フェイスブックはこの出版社のアカウントをロックし、広告を掲載できないようにしたと言うのです。

同出版社がこの決定を不服として訴えたところ、フェイスブックHeroes of Liberty「低品質または破壊的なコンテンツに関するポリシーに準拠していない」ため、アカウントを永久に無効にすると主張し、次のような回答が返ってきたと言います。

「この広告アカウントを最終的に確認したところ、当社の広告ポリシーやその他の基準に適合していないことが確認されました。この広告アカウントで広告を出すことはできず、その広告とアセットは無効のままです。これが私たちの最終決定です」

同社編集者のベサニー・マンデル氏は、今回の判決に失望したことをTwitterで次のように伝えました。

「私の新しい児童書出版会社、@HeroesOfLibertyは、新年を迎えるにあたり、フェイスブックに禁止されたことで、本当に大きな打撃を受けました」

1月3日に彼女はこのように述べ、以下のように付け加えています。

「私たちの本は、子どもたちにインスピレーションを与えるように作られています。私たちは、フェイスブックでのブランド構築に多くの資金を投入しました。フェイスブックが私たちのアカウントを停止したことで、過去6カ月間に慎重に集めたデータをすべて失ってしまいました。せっかく構築したオーディエンスとのコミュニケーションができません。私たちの広告アカウントは永久に使えません。私たちのビジネスへの影響は壊滅的なものになるかもしれません」

ベサニー・マンデル氏

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また、マンデル氏はFox Businessの取材に応じ、次のように述べています。

「私たちは政治家ではなく、子供たちを楽しませ、人生の教訓となるような偉大な人物の美しい物語を作る仕事をしています。アメリカ人の90%が信じているアメリカの価値観を賛美しているという理由で児童書を中止することは、反保守的な偏見ではなく、反アメリカ的なことです。まさに狂気の沙汰です」

これを受けて、共和党のテッド・クルーズ上院議員(テキサス州選出)などの著名人は、フェイスブックの扱いに嫌悪感を示し、

「保守派が独立した出版社やプラットフォームを始めると、今度はフェイスブックのようなビッグテック企業がそれを破壊しようと働きかけてくる。この最新の例は特に腹立たしい」

とフェイスブック社の横暴を批判しました。

マンデル氏の訴えは、フォックスニュースの上級政治アナリストであるブリット・ヒュームも取り上げ、同日夜8時23分に「これは気分が悪いとツイートしています。

その本とは、ロナルド・レーガンエイミー・コニー・バレットトーマス・ソウェルに関するものでした。

フェイスブックは、これらの本が『低品質または破壊的な』コンテンツに対するポリシーに違反しているとして、広告をブロックしたのですが、なんというデタラメでしょうか。

その1時間後、フェイスブックの親会社であるMeta社のポリシー・コミュニケーション・ディレクター、アンディ・ストーン氏ヒューム氏に返信し、この禁止令は「起こってはならない」「エラー」であったと述べ、その後、フェイスブックは、この問題についてコメントした複数の議員やメディア関係者に、ミスを犯したことを伝えましたが、マンデル氏は、

「巨大企業が彼女や彼女の会社に直接連絡を取らなかったため、フェイスブックがその決定を覆したことをツイッターで知った」

と述べています。

保守的なキリスト教のニュース風刺ウェブサイト、Babylon Beeの元ライターであるフランク・フレミング氏は、このエピソードを要約して次のように述べています。

「彼らが『これが我々の最終決定だ』と言うとき、それは『あなたが我々に再検討を迫るほどの大きな反発を起こさない限り、これが我々の最終決定だ』という意味なのです」

フェイスブック社は最近のキャンセルカルチャーの影響を率先して作っているとして、保守派だけではなく中道派からも多くの批判を受けています。世界が一機に左傾化している中、2年前、このよう横暴がまかり通る時代になると誰が予想したでしょうか。

以上。

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POSTED COMMENT

  1. 727 より:

    日本にも、板垣征四郎や樋口季一郎とかの子供向け伝記出てこないかなあ。

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