Photo 出典元 Penn Athletics
米国時間12月16日 DailyWire.com
「デイリーワイヤー紙は、アメリカで最も急成長している保守系メディア企業の一つで、ニュース、オピニオン、エンターテイメントを提供するカウンターカルチャーのニュースサイトです」
by ベン・ツァイスロフト
Ben Zeisloft
ペンシルバニア大学ウォートンスクールの学部生。ビジネス経済と公共政策を専攻。言論の自由を追求する独立系新聞「The UPenn Statesman」の編集長。学生主体のキリスト教雑誌「Penn Epistle」の編集者。ベンは、Campus Reformの上級特派員。
日本語解説:WAU
「独占インタビュー:トランスジェンダーの水泳選手が女子水泳チームを支配している件、『誰が本当に差別されているのか?』」
ツァイスロフト氏の記事によると、ペンシルベニア大学の学生の多くは、男子の同級生が女子水泳チームを支配することが許されていることを快く思っていないにもかかわらず、この問題について意見を述べれば報復されることを恐れる者が多いと報告しています。
「ライア・トーマス」、以前は 「ウィル」と名乗っていましたが、現在はトランスジェンダーであると主張する生物学上の男性は、ペンシルバニア大学の女子水泳チームで競技をしています。
今シーズンを通して、トーマスは「全米大学体育協会:NCAA」とペンシルバニア大学の女子水泳記録を複数破り、時には38秒もの大差をつけてレースに勝利しています。
そんなトーマスの影に隠れてしまい、落胆している女子チームメイトがいると、スポーツ紙が伝えています。
ペンシルバニア大学の学生数名(いずれも様々な反響を恐れて匿名を希望)との独占インタビューで、「Daily Wire」は、トーマスが女性と競争していることについて反対意見を持つ学生には、意見を隠すという大きな圧力が存在することを知りました。
あるファイナンス学科の学生は「Daily Wire」に対し、この状況が間違っている理由はひとつは、
「トーマスは女性ではなく、男性です。単純な根拠であり、これ以上説明する必要はないはずです。彼らの考える『受容』とは、自分たちの意見とあまりにもかけ離れた意見を持っている場合、恥をかかせたり、強制的に追い出したりして、発言の場を与えないことです。私たち全員がアイデアや異なる視点を持ち寄って成長するはずの大学にとって、沈黙を強いる圧力は大きく響き、破滅的な意味を持つのです」
と、しかし、彼女はクラスメートからの報復を恐れて公言していません。
この学生は、
「管理者が女子水泳選手に有利な介入をしなかったことには『驚かない』が、むしろ、彼らがトーマスを賞賛し、公に支持しなかったことに驚いています」
と言います。
別の神経科学を専攻している学生も同様に、
「トーマスが女性に対抗して泳いでいる問題は、基本的な生物学である」
と語っています。
「テストステロンが体力に大きなアドバンテージを与えることは、生命科学の学位を持っていなくてもわかることです。長距離の運動でより多くの酸素を供給する赤血球数の増加、自然体脂肪率の低下などは言うまでもありません。生物学的男性は、もともと女性より身体的に有利なのです」
「それなのに、彼女たちの努力を消し去ることを許すことが、どうして公平なのでしょうか?トランスジェンダーを 『包含』しようとするあまり、私たちは女性が陸上競技で成功する機会を完全に排除するプロセスを始めてしまったのです」
と説明しました。
この学生は、トーマスが女性として泳ぐことに、
「多くの人が快く反対する」ことを想像できないのです。このような話題には、社会的追放のリスク、さらには大学や就職先からブラックリストに載る可能性が大きく立ちはだかるのです」
とはいえ、この学生は、トーマスが女性として泳いでいることに「人間としての良識の観点から」ショックを受けているのです。
「政治的な観点からすれば、もちろんトーマスをチームに入れることにストップをかけることはないでしょう。彼らは、性別移行を選択することに否定的な結果が出ないようにしたいのであって、その過程で、その結果の重さを水泳チームの女性に押し付けているように感じるのです。
トランスジェンダーの人たちに便宜を図るという政治的状況を考えれば、これは理にかなっていますが、あまりにも道徳的に堕落しているので、管理部門の中にこれを止める良識を持った人がいないことが信じられません」
と述べています。
ション・フェイ《トランスジェンダーの問題》2021年。提供:日本経済新聞社 ペンギンブックス
Photo 出典元
マーケティングを研究している3人目の学生は、
「トーマスが女性と一緒に競技することを認めることは、ペンシルベニア大学の水泳チームの座を争った選手や、競合する大学の女性選手にとって不公平だ」
と語っています。
彼女は同様に、自分の意見に共感する人が少ない学内の風潮についても次のように述べています。
「私の経験では、ペンシルベニア大学のキャンパスは、この問題で反対意見を持つ人々にとって敵対的な環境です。学内のグループは、すぐに議論を短絡させ、反対意見があれば『トランスフォビック』だとレッテルを貼り、その反応を封じ込めます。恐怖と敵意の中で、最も合理的な声ではなく、最も声の大きい左翼的な声だけが聞かれるのです」
経済学部の学生は、
「ほとんどの人が、少なくとも何か不公平なことがあるという直感を共有してくれることを願っています。この学校では、疑わしいですが。ある学生が、人を不当に傷つけるような物議を醸すような信念を持ったという理由でキャンセルされる一方で、他の個人が、他の人の本当の機会や可能性を完全に損なうことを可能にし、権限を与えられているのは困ったことです。しかし、スポーツの理念が崩れ、人々にとって大きな損害となっているのです」
「本当に問うべきは、本当に差別されているのは誰なのかということです」
とコメントしました。
看護学科の学生は、
「トーマスが女子チームにいることは、これほど高いレベルで競争するために懸命に働いている他の女性たちに対する不当な行為です。過去1年間、ペンシルベニア大学の政治環境は、彼らのリベラルでエリート主義的なアジェンダに疑問を持つ人々に対して敵意しか示していません。そのことを考えると、この問題について公に自分の意見を述べるのは、特に気が進まないのです」
「私は、ペンシルベニア大学の管理者が、彼らの急進的な議題をできるだけ多くの人々に強制したいという明確な願望を考えると、これを続けることを許可したことに全く驚きません」
と彼女は最後に付け加えました。
「Daily Wire」はペンシルバニア大学にコメントを求めましたが、掲載前までに回答は得られなったと伝えています。
以上。
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この記事の感想:
翻訳者からのコメント:
ここまで読み進めていただいた貴重なお時間ありがとうございます。記事が面白いと思っていただきましたら、是非、SNSにシェアしてくださるとありがたいです!