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米国時間12月11日FOX BUSINESS
by ミーガン・ヘニー
Megan Henney
日本語解説:WAU
「消費者物価上昇がアメリカ人を最も苦しめているのはどこか?11月の消費者物価上昇率は約40年ぶりの高水準に」
ミーガン・ヘニー氏のレポートによると、米国の家計は、過去40年間で最も早いペースでの物価上昇に悩まされており、11月には自動車、ガソリン、食品などあらゆるものの価格が急上昇したと、労働省が金曜日に発表しています。
消費者物価指数は6.8%上昇
消費者物価指数は、ガソリン、医療、食料品、家賃など様々な商品を測定しており、前年同月比で6.8%上昇し、1982年6月以来の高水準となり、前月の6.2%を上回りました。
10月から11月にかけては0.8%の上昇となっています。
「RSM」のチーフエコノミストであるジョー・ブラスエラス氏は、
「11月の物価データは、エネルギーおよび輸送コストが引き続き物価を上昇させているため、アメリカの家計には何の安心感も与えていません」
と述べています。
消費者物価の上昇は、旅行や手の込んだ食事、プレゼントなど、ホリデーシーズンの計画を立て始めたアメリカ人にとって、より顕著なものとなっています。
ヘニー氏は消費者がお財布のピンチを感じている場所を詳しく見ています。
エネルギー
エネルギーコストは、10月から11月までの1ヶ月間で7.5%、昨年11月からは33.3%上昇しています。
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ガソリン(58.1%)と暖房用オイル(34.3%)の価格は過去1年間で急上昇しましたが、その主な理由は、需要と供給が著しく偏っているためです。アメリカ人はより多く旅行するようになりましたが、需要に供給側が追いついていません。
AAAによると、金曜日の全米のガソリン価格は平均3.35ドルで、1年前の2.15ドルから上昇しています。カリフォルニア州では1ガロンあたり4ドルを超えています。
また、天然ガスや暖房用オイルの価格も上昇しています。「エネルギー情報局」は、今年の冬、アメリカ人が天然ガスに費やす費用は最大で30%、暖房用オイルに費やす費用は43%増加すると予測しています。
食品
ここ数ヶ月、アメリカ人の食料品代が大幅に上昇しているのも不思議ではありません。11月の物価は前月比0.5%上昇し、前年同期比では6.8%の大幅な上昇となりました。
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肉類の値上げが最も顕著で、牛肉と子牛肉(20.9%)、ベーコン(21%)、ポークチョップ(12.7%)、魚(8%)、鶏肉(9.2%)が前年比で大幅に上昇しました。
卵は前年比8%増、コーヒーは7.5%増、シリアルは5.7%増となっています。
車
11月の中古車価格は、前月比3.35%増、前年同月比31.4%増と、再び上昇しました。
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家電・日用品
アメリカ人が家に置いている日用品の価格も上昇傾向にあります。
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「労働省」の発表によると、11月には家具(12%)、自転車(9%)、洗濯機(9.2%)、工具やその他のアウトドア用品(6.9%)の価格がいずれも前年比で急上昇しました。
以上。
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翻訳者からのコメント:
ここまで読み進めていただいた貴重なお時間ありがとうございます。記事が面白いと思っていただきましたら、是非、SNSにシェアしてくださるとありがたいです!
Keep on writing, great job!