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FOX NEWS 9.11から20年、アフガニスタン撤退の失敗により、米国は新たな脅威に直面している!

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米国時間9月11日FOX News
by ジョン・ラトクリフ
John Ratcliffe
トランプ政権第6代米国国家情報長官

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by チャド・ウルフ
Chad Wolf
国土安全保障省長官代理(2019年~2021年)

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by キース・ケロッグ
Keith Kellogg
トランプ大統領とマイク・ペンス副大統領の大統領補佐官及び国家安全保障顧問

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日本語解説:WAU

9.11から20年、アフガニスタン撤退の失敗により、米国は新たな脅威に直面している!

US faces new threats 20 years after 9/11 thanks to disastrous Afghanistan exit

記事によると、9.11から20年を迎えたこの日は、アメリカ人にとって常に記念すべき日になると考えており、それは、反省と追憶の日になると思われたが、今では、アフガニスタンからの急激な撤退を背景に、大きな問題がクローズアップされています。

過去20年間にタリバンと戦った人々を称える代わりに、アメリカ人はタリバンがかつてないほどの資金、領土、武器を支配しているのを目の当たりにしています。かつて拘束されていた人たちが、タリバン政府の上層部で自由かつ公然と活動してしているのです。

アメリカ政府は、国土を守るための体制を彼らよりもはるかに整えていますが、進化する脅威に対処するためには、最高司令官の知的機敏さと適切な判断が必要です。アメリカを守るために切実に必要とされている健全な判断力は、今この国のどこにあるのでしょうか?


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はっきり言って、ジョー・バイデン大統領の判断による悲惨な撤退は、起こる必要がありませんでした。トランプ政権がバイデン大統領に残した撤退計画によって、回避できたはずです。

トランプ政権の計画は、タリバンとガーニ政権の和平交渉が最終的に成功することを前提とした、条件付きの撤退を軸としたものだったのです。

トランプ政権の撤退計画は、今、アメリカ人が見ているような不手際や混乱を防ぐためのものでした。また、アフガニスタンの人々が自国の将来を計画する上での基盤を提供することも目的としていました。言い換えれば、それはアフガニスタンの人々によって設計され、建設された未来のアフガニスタンの基礎となるものだったです。


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アフガニスタンはアフガニスタンの人々のものですが、アメリカ人にとってはこの地域から発せられる脅威が非常に深刻だったのです。だからこそ、トランプ政権はアメリカ人の安全を守るための広範なアプローチとともに、計画を残したのです。

今日、アメリカ人たちは、バイデン大統領が世界におけるアメリカの信頼性にダメージを与えていることを見ているだけでなく、深く危険で、国内のアメリカ人に新たな脅威をもたらすであろう新たなアフガニスタンが誕生していることも認識しています。この新しいアフガニスタンは、アメリカが古いアフガニスタンから撤退したように、バイデンの一存で新しく生まれたものです。

アフガニスタンからの脅威の全貌はまだ明らかになっていませんが、これまでの経験から、はるかに暗く、複雑なものになると思われます。この新たな脅威に対処するためには、アメリカ人とアメリカの利益を第一に守るという毅然とした確固たる姿勢を持つ最高司令官が必要です。


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アメリカ人をアフガニスタンに置き去りにし、出国を希望する個人の審査や選別をタリバンに頼り、テロリストを「ビジネスライク」と呼ぶことは、政策的に大きな欠陥があるだけでなく、今必要とされるリーダーシップを完ぺきに欠いています。

現在、イスラム主義を掲げるスンナ派ムスリムを主体とした国際テロ組織、アルカイダとその派生グループは、当時と同じように、アメリカが解放しなかったことへの不満を利用して、自分たちの目的のために地域的、世界的な支援を迅速に構築しています。

しかし、現在のアルカイダは、アメリカがアフガニスタンに残していった高度な軍事資産で新たに武装しています。また、テロリストは、アメリカの信用と地位の失墜を利用しようとするさまざまな活動家と、地域的・地方的な同盟関係を築くのに有利な立場にあります。

アルカイダは、国内外でアメリカ人に危害を加えようとする能力と意思を持った数多くの活動家の1つに過ぎません。イラン・イスラム共和国は、新たな指導者の下で、核兵器の保有に大きく近づいており、1982年に結成されたレバノンのシーア派イスラム主義の政治組織で武装組織のヒズボラ、イスラム主義を掲げるパレスチナの政党ハマス、イラクのシーア派民兵などの代理を、アメリカに向けて解き放たない理由はありません。

また、中国とロシアも現在の状況をよく観察しており、短期的にアメリカを脅かす方法を模索しているだけでなく、より不吉なことに(オバマとバイデンの時代のように)、アメリカの敵対者と長期的な戦略的提携関係を築き、将来的にアメリカを弱体化させるタイミングを狙っているの可能性は十分にあります。

2021年8月に誕生した新しいアフガニスタン政府は、間違いなくこの先何年にもわたって、アメリカにとってより多くの脅威を生み出す場所となるでしょう。撤退とは異なり、バイデン政権にはその余波に対する戦略と実行可能な計画が必要です。

9月11日の同時多発テロから20年の節目を迎え、すべてのアメリカ人がこのことに注視しています。

以上。

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翻訳者からのコメント:
ここまで読み進めていただいた貴重なお時間に感謝いたします。

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