写真はトランプ大統領任命による元国防総省顧問、コーリー・ミルズ氏率いる個人チームによって撮られたもの。
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米国時間9月7日FOX News は、ピーター・ハッソン氏と、ヒューストン・キーン氏の記事、「米国務省が、4人の個人チームがアフガニスタンからアメリカ人を救出した功績を奪おうとしている事へ、チーム主催者は『全て国務省の嘘!』」を報じました。
日本語解説:WAU
米国務省が、4人の個人チームがアフガニスタンからアメリカ人を救出した功績を奪おうとしている事へ、チーム主催者は「全て国務省の嘘!」
State Dept trying to steal credit for rescue of 4 Americans from Afghanistan, organizer says: ‘Total lie’
米国時間9月7日FOX News
by ピーター・ハッソン
Peter Hasson
Fox Newsデジタルエディター
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by ヒューストン・キーン
Houston Keene
Fox Newsレポーター
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記事によると、アメリカ人の母親、マリアムと3人の子供をアフガニスタンから救出するための個人的なミッションのオーガナイザーによると、米国務省は、救出活動の多くでほとんど役割を果たしていないにもかかわらず、彼女の脱出のストーリーに自らの功績にしようとしているといいます。
国務省の高官は月曜日、「米国は、4人の米国市民がアフガニスタンから陸路で安全に脱出するのを支援した。大使館員は彼らの到着に立ち会った」と発表しました。
しかし、実際に危険な救助活動に携わった人々は、マリアムのアフガニスタンからの脱出について、国務省の功績はほとんどないと言っています。
トランプ大統領任命による元国防総省顧問、コーリー・ミルズ氏と退役軍人からなる民間チームは、センチネル財団などの民間寄付者からの資金提供を受け、バイデン政権に置き去りにされたマリアムと3人の子供たちをアフガニスタンから救出するための活動を主導したと、マリアムの脱出を知る複数の関係者がフォックス・ニュースに報告したことを確認しました。
コーリー・ミルズ氏
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ミルズ氏とそのチームは、共和党のテキサス州議会議員ロニー・ジャクソン氏からマリアムさん一家の窮状を知らされた後、数週間にわたってアフガニスタンからの脱出に尽力していたといいます。
ロニー・ジャクソン氏
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以下はロニー・ジャクソン氏の感謝のツイート
何度も命の危険にさらされましたが、2週間後、米国がカブールから撤退して以来、地上での避難を初めて成功させたのは、#TX13の4人の米国市民であることをお伝えできることを嬉しく思います。この勇敢なアメリカ人たちを救ってくれたコーリー・ミルズ氏と彼のチームの愛国者たちに感謝します。
After 2 weeks & multiple life threatening attempts, I am overjoyed to share that 4 U.S. citizens from #TX13 were part of the first successful ground evacuation since the U.S. left Kabul. Thank you to Cory Mills & the other patriots on his team for saving these BRAVE Americans! pic.twitter.com/1Tv9KRUgcE
— Ronny Jackson (@RepRonnyJackson) September 6, 2021
ミルズ氏のチームはまず、一家をカブールから出る最後の政府便に乗せようとしましたが、空港に入ることができなかったといいます。国務省から何度も空港のゲートに行くように促されましたが、途中でタリバンの検問を受け、そのたびに入場を拒否されたとミルズ氏は語っています。
マリアムが最後に空港に入ろうとしたとき、タリバンの戦闘員が彼女の頭にピストルを向けて「二度と来るな」と警告し、その直後、タリバンの戦闘員が地元民にどうすれば彼女を見つけられるか尋ねていることを知り、ミルズのチームは、急いで彼女と子どもたちを市外の安全な隠れ家に連れて行ったとされています。
プランBでは、ミリアムとその家族をマザリシャリフ空港からの民間チャーター便に乗せる予定だったが、飛行機の離陸許可が下りなかったそうです。
民間の避難組織の中には、民間のチャーター便が第三国に着陸する許可を得られなかったのは国務省のせいだとする人もいれば、テキサス州の共和党議員マイケル・マコール氏は、飛行機が着陸したままなのはタリバンのせいだとする人もいます。
ミルズ氏の最後の切り札は、陸路で隣国(正確な国名は伏せられている)に行き、家族を国境を越えさせることだったそうです。
何度も試み、ミルズ氏がシェルゲーム(トリック)に例えた巧妙な戦術を駆使して、月曜日にようやくマリアムさんの家族は国境を越えられたが、タリバンがアメリカ人の逃亡を防ぐために検問所を閉鎖する直前だったとミルズ氏は言います。
ミルズ氏はフォックス・ニュースの独占インタビューで、マリアム救出に関する国務省の公式見解は「全くのナンセンス」だと語っています。「この家族を感知していないにもかかわらず、100%自分の手柄にしようとしていること、この家族をなだめすかしていること、極度のストレスとプレッシャーにさらされていた母親が国務省に何度も連絡を取ったにもかかわらず、何の助けも得られなかったこと」を明らかにしました。
国務省のスポークスマンは、マリアムさん家族救出における自分たちの役割を誇張しているのではないかという質問に対して、フォックス・ニュースにメールで次のように答えています。
「国務省は、月曜日に4人のアメリカ人が陸路でアフガニスタンを出発するのを支援しました。その後、大使館職員が国境を越えたアメリカ人を出迎えました」
しかし、ミルズ氏やこの作戦を知る人たちは、国務省は役割を誇張しており、マリアムと子供たちの国境越えという最も危険な部分が完了するまで、救助作戦にはほとんど関与していなかったと言います。
「これは、政府が置き去りにしたアメリカ人のために面子を保とうとしているのです。この女性には15歳から2歳までの3人の子供がいます。しかし、最後の最後になって、国務省の「高官」たちが、『さあ、我々がやったことを見てくれ』と自分の手柄にしようとしている」とミルズは言っています。
「我々が99.5ヤードのラインまでボールを運び、彼らが最後の半ヤードを取って『見てくれ!我々がやった!』と言っているようなものです」。
ジャクソン議員も同じような批判をしました。
「バイデン政権が得意としているのは、ひどい仕事をした後に自画自賛することだけだと思います。この政権は、私の有権者をアフガニスタンに置き去りにし、今度は4人のアメリカ人を脱出させるために自分たちが果たした役割について嘘をついています」とジャクソン氏は語っています。
「国務省は2週間にわたって何もせず、私の有権者を危険にさらし、立ち往生させました。私の事務所は、国務省からの合法的な支援がないまま、国民を帰国させるために24時間体制で働いてきたので、このことを事実として認識している。コーリー・ミルズ氏と彼のチームが残された家族を第三国に避難させて初めて、米国は観光ビザを確保して支援してくれたのです」と議員は続けました。
「コーリー氏と彼のチームは勇敢な愛国者です。アメリカの退役軍人たちが、ジョー・バイデンや国務省よりも強い決意を持っていることを神に感謝します」。
オクラホマ州選出のマークウェイン・マリン下院議員は、国務省がマリアムさん家族の避難を促進したというのは「真っ赤な嘘」だとし、「国務省が何度も妨害したにもかかわらず、2週間にわたって24時間体制でマリアムさんたちを避難させた愛国者のチーム」の功績だと述べました。
マークウェイン・マリン下院議員
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以上。
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翻訳者からのコメント:
ここまで読み進めていただいた貴重なお時間に感謝いたします。