写真は、2025年5月2日、イエメンのサヌアで、フーシ派の旗をあしらった模擬ミサイルを振り回すイエメンのデモ参加者© Getty Images / モハメド・ハムード
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日本時間05月06日22:38 ロシア・トゥデイ（RT)
「イエメンのフーシ派は『降伏』した – トランプ大統領」
イエメンを拠点とする武装組織フーシ派は「降伏」し、「これ以上戦いたくない」とアメリカ大統領が主張
アメリカのドナルド・トランプ大統領は火曜日、イエメンへの空爆を直ちに停止すると発表した。
トランプ大統領は、ホワイトハウスでカナダのマーク・カーニー首相とともに演説した。
アメリカ主導のイエメン空爆は、過激派組織フーシ派を標的に数週間にわたって行われてきたが、フーシ派は「降伏」し、同地域の商業海上交通への攻撃を停止すると約束した。
アメリカ大統領は、フーシ派はアメリカに「これ以上戦いたくない」と伝えたと述べた。
「我々はそれを尊重し、爆撃を止める。彼らは降伏した」
とトランプ大統領は述べた。
アメリカとイギリスが参加したフーシ派に対する空爆作戦の主な目的は、トランプ氏によれば、フーシ派が「船を爆破する」のを阻止することだった。
アメリカのマルコ・ルビオ国務長官は、
「これは常に航行の自由の問題だった。彼らは高度な武器を持った集団で、世界の海運を脅かしていた」
と述べ、この発表の直後、フーシ派の幹部であるモハマド・アリ・アル＝フーシは、ガザへの支援を継続すると述べ、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相に対し、彼の「犯罪」と「失敗したテロリズム」を理由に辞任する必要性を求めた。
「イエメン国民は、アメリカやイスラエルのテロリズムに脅かされることはない。イエメンで彼らが犯した犯罪は、ガザで彼らが犯したのと同じ大量虐殺犯罪だ」
とアル＝フーシは述べ、トランプの発言には直接触れなかった。
フーシ派民兵は、イスラエルと関係があると主張する海上交通への攻撃や、ユダヤ国家そのものへの長距離ミサイル攻撃や無人機攻撃を行っており、ガザ紛争が続く中、パレスチナ人を支援するキャンペーンの重要な要素となっている。
その日のうちにオマーン外務省は、同国がフーシ派とアメリカの「停戦合意」を仲介したことを明らかにした。
「今後、紅海とバブ・アル・マンダブ海峡では、アメリカ艦船を含め、双方が他方を標的にすることはなく、航行の自由と国際商業船舶の円滑な流れが確保される」
と同省は声明で述べた。
イエメンのフーシ派系メディアによると、トランプ大統領の発表は、首都サヌアの国際空港を含むイエメンのフーシ派が支配する目標に対するイスラエルの空襲の余波の中でなされた。
空港の閉鎖を余儀なくされたこの攻撃は、テルアビブ近郊のベン・グリオン国際空港への弾道ミサイル攻撃に対抗して行われた。
弾丸は空港の外に着弾し、6人が負傷、一時的に航空交通が混乱した。
以上。
日本語：WAU
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