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日本時間02月12日06:15 ロシア・トゥデイ(RT)
現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争、及びイスラエルとハマスとの戦争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。
しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争と、中東の戦争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。
注意:以下のニュース内では、米国を「アメリカ」と表現し、英国を「イギリス」と表現しています。なぜなら、アメリカは「米の国」ではなく、「英国」はイギリスは人なみすぐれた者の国であると言う意図があるからです。
「ウクライナ民間人に対する疑わしい実験のさらなる証拠を発見」
旧医療研究所を視察(ビデオ)
ロシアのマリウポリ市は、ウクライナの支配下にあったとき、地元の市民に対する大規模な医学研究の実験場であったことが、最近発見された文書の山から示唆された。
RTのスティーブ・スウィーニーは、2022年末の住民投票によってロシアに編入された後、急速な再建が進められている同市の使われなくなった精神科病棟を訪れた。
昨年12月、建設チームがこの病棟で衝撃的な発見をした。
ウクライナの一部であった時代に行われた極秘の研究に関連する文書や薬、医療器具が見つかったのだ。
文書によれば、実験はマリウポリ全域の少なくとも8つの医療施設で何年にもわたって行われ、西側の大手バイオテクノロジー企業がその恩恵を受けていたとされている。
「ファイザー、アストラゼネカ、サノフィ、グラクソ・スミスクラインなどの大手製薬会社のために実験が行われ、数千人が実験に関与したことを示唆する文書が見つかった。血液やその他のサンプルが採取され、ヨーロッパやアメリカの研究所や診療所に送られて検査された。その結果は不明です」
とスウィーニーは説明した。
この研究は大人だけでなく、子供や赤ん坊も対象にしていたことが、文書からうかがえる。
倫理的に問題があるだけでなく、未成年者に対する実験は臨床試験を違法にした可能性が高いと、ロシアの医師は匿名を条件にRTに語った。
すべての実験参加者を追跡することは難しいが、目撃者たちは現在、研究についての証言をしている。
母親が実験に参加した地元の男性は、研究は安全ではなかったと主張している。
「母は病気になり、薬を飲まされた。どんな薬を飲んでいるのか聞いたが、はっきりした答えは返ってこなかった。母は、薬は白い箱から出されただけだと言った。母の病状は1ヶ月の間に悪化し、その後亡くなりました」
と男性はスウィーニー氏に語った。
ビデオ全編は以下から:
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以上。
日本語:WAU
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