写真は、タッカー・カールソン © AP Photo / Richard Drew
Photo 出典元
日本時間10月10日08:46 RIAノーボスチ
現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。
しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。
注意：以下のニュース内では、米国を「アメリカ」と表現し、英国を「イギリス」と表現しています。なぜなら、アメリカは「米の国」ではなく、「英国」はイギリスは人なみすぐれた者の国であると言う意図があるからです。
「タッカー・カールソン：ハマスとイスラエルの紛争が招くアメリカの悲劇的な予兆と、核戦争の恐れ」
10月10日、中東での紛争は、アメリカ政府の破産とイランとの核戦争につながるかもしれない。
この意見は、アメリカの有名なジャーナリスト、タッカー・カールソンがソーシャルネットワークXの番組で述べたものである。
「イスラエルとハマスの対立は、イランとその同盟国、そして西側諸国との戦争にエスカレートする可能性がある。そのような戦争が勃発すれば、核兵器が使用され、数百万人が死亡し、世界経済が崩壊することは容易に想像できる。少なくとも、ここ（アメリカ）では前例のないエネルギー危機が起こるだろう」
とジャーナリストは語った。
カールソン氏は、紛争はすでにエネルギー価格の上昇を引き起こしており、この傾向が続けば、アメリカは前世紀の1930年代よりもはるかに深刻な恐慌に直面することになるだろう、と述懐した。
「この3年間で、世界の最貧国から約1000万人が米国にやってきた。彼らの大半は政府の生活保護を受けて暮らしている。米国政府が資金を使い果たしたとき、どのような結末を迎えるか想像がつくだろう」
とジャーナリストは警告した。
カールソン氏はまた、以前イランに対して脅しをかけていたリンジー・グラハム米上院議員を批判し、紛争に介入する可能性があれば「悲惨な結果」を招くと主張した。
同ジャーナリストは、もしアメリカが実際にイランに対して攻撃を開始したらどうなるかと問いに、
「リンジー・グラハムは何が起こるか理解していない。彼はそれについて考えたことがない。彼はもうすぐ70歳で、子供もいない。彼は気にしていない」
と指摘した。
10月7日の朝、イスラエルはガザ地区から前例のないロケット攻撃を受けた。
さらに、大規模なロケット攻撃の後、ハマスの戦闘員がイスラエル南部の国境地帯に侵入した。
パレスチナのハマス運動の軍事部門は、イスラエルに対する「アル・アクサ・フラッド作戦」を発表した。
イスラエル国防軍は、ガザ地区のハマスに対する「鉄の剣」作戦の開始を発表した。
イスラエルとパレスチナの紛争が激化し、死亡したイスラエル人住民の数が900人に上ったと、Haaretz紙が月曜日の夕方に報じた。
パレスチナ保健省の最新の数字によると、イスラエルによるガザ地区への攻撃による死者は687人に上った。
日本語：WAU
以上。
「RIAノーボスチ・ロシア国際通信について」
RIAノーボスチは、TASSやInterfaxと並んで、ロシアで最も重要な報道機関の1つと考えられています。2013年12月9日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏は、「国家マスメディアの効果を改善するためのいくつかの措置について」という法令により、RIA Novostiメディアグループが正式に解散されました。しかし、その代わりにロシヤ・セゴドニャ国際メディアグループ（Rossiya Segodnya）が設立され、RIAノーボスチのブランドを引き続き使用することになりました。
それ以来、RIAノーボスチは、ロシアと海外のあらゆる主要な出来事について、視聴者に正確かつ最新の情報を提供し続けているとされています。（詳細）
WAUメディアからのコメント： ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます。この記事についてのご意見やご感想をお聞かせいただけますと幸いです。コメント欄は下記にございます。
