写真は、2019年4月25日、ロシアのウラジオストクで北朝鮮の金正恩委員長とロシアのプーチン大統領© KCNA / KNS / AFP
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日本時間09月05日09:09 ロシア・トゥデイ(RT)
現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。
しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。
注意:以下のニュース内では、米国を「アメリカ」と表現し、英国を「イギリス」と表現しています。なぜなら、アメリカは「米の国」ではなく、「英国」はイギリスは人なみすぐれた者の国であると言う意図があるからです。
「金正恩氏とプーチン氏、今月末にウラジオストクで会談へ」
両首脳の交渉が報じられる
日本語:WAU
北朝鮮の金正恩委員長は今月ロシアを訪れ、プーチン大統領と会談する予定だと、ニューヨーク・タイムズ紙とAP通信が月曜日、アメリカと「同盟国」当局者の話として報じた。
NYTによると、金委員長はロシアの太平洋岸のウラジオストク市まで「おそらく装甲列車で」移動し、そこで両首脳は9月10〜13日に予定されている年次東方経済フォーラム(EEF)に出席し、金委員長はロシアの海軍基地を訪問する予定だという。
モスクワも平壌もこの件に関してコメントしていない。
めったに国外に出ず、ほとんど列車で移動する金正恩が最後にプーチンと会談したのは、2019年のウラジオストクだった。
ロシアのショイグ国防相は7月に平壌をサプライズ訪問し、1950年から1953年の朝鮮戦争終結70周年を記念する軍事パレードに金正恩とともに出席した。
後にショイグは、モスクワは北朝鮮との共同訓練開催に前向きだと述べた。
クレムリンによれば、ショイグはまた、プーチンからの「個人的なメッセージ」を金正恩に伝えたという。
NYTは情報筋の話を引用し、金委員長が「ロシアにウクライナ戦争用の兵器を供給する可能性や、その他の軍事協力」について協議する予定だと伝えた。
この報道は、アメリカが昨年、北朝鮮がロシアに砲弾を密かに送っていると主張した後のことである。
この疑惑はクレムリンによって否定され、後に在平壌ロシア大使のアレクサンドル・マツェゴラによって否定された。
北朝鮮は一貫して、アメリカ製のF16戦闘機がウクライナに納入されれば「核戦争」を引き起こしかねないと警告してきた。
平壌はまた、アメリカがウクライナ紛争とNATOとロシアの対立を画策していると非難している。
以上。
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