Photo 出典元ドナルド・トランプ元米大統領 © Getty Images / Scott Olson
日本時間03月21日 18:01 ロシア・トゥデイ(RT)
注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が注目されていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたNATO擁護側から発信されているもの に限られていると言ってよいでしょう(フェイクニュースも少なくありません)。
しかし、どのような紛争も、当事者両方の言い分を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのか、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する事が賢明だと思います。 特に我が国の外交に関わる問題は、状況を誤ると取り返しの付かない損害をもたらすことになりかねません。
従って、ウクライナ紛争が続いている間は、敢えて、ロシアやロシア制裁決議に中立を表明する国々のニュースや論説などを全面的に紹介します。
「トランプは逮捕されても手錠はかけられない」
前米大統領はシークレット・サービスのエージェントに拘束されたままとなる可能性が高い
日本語:WAU
トランプ氏がポルノ女優ストーミー・ダニエルズへの口止め料支払いの疑いで起訴された場合、彼が元米国大統領であることから、特別扱いを受ける可能性が高いと、ブルームバーグが月曜日に報じた。
元連邦検察官のテミダヨ・アガンガ・ウィリアムズ氏は同誌に対し、
「安全保障上の配慮について、ここでは彼が私人である場合とは異なる。彼はこれまで知られていなかった被告よりも安全保障上の脅威とみなされる可能性は低い」
と説明した。
匿名を希望する別の情報筋によると、トランプ氏は指紋を採取され顔写真を撮られるものの、留置場に入れられたり、手錠をかけられ、メディアの前に連れ出し撮影させる、いわゆるパープウォークをされることはなさそうだという。
その代わり、トランプは、彼の警護を担当するシークレットサービスのエージェントに拘束されたままになる可能性が高いと、その人物は主張している。
週末、トランプ氏はTruth Social(トゥルース・ソーシャル)の投稿で、
「腐敗し、高度に政治的なマンハッタン地方検事局によって火曜日に逮捕される可能性がある」
と警告し、支持者に、
「抗議し、我々の国を取り戻そう」
と呼びかけている。
マンハッタン検事アルビン・ブラッグは、逮捕される可能性があるという報道を肯定も否定もしていない。
しかし、同事務所は、2016年の大統領選挙期間中、ポルノ女優のストーミー・ダニエルズの沈黙を確保したとされる13万ドルの支払いを、元弁護士のマイケル・コーエンに指示したとされるトランプを約5年にわたって捜査してきたことが知られている。
今月初め、マンハッタン検事局は、この事件を調査する大陪審での証言に前大統領を正式に召喚した。
この動きに詳しい関係者は、検察が起訴に近づいている可能性を示唆していると述べている。
ブラッグ事務所はまだトランプの逮捕を求めないことを選択するかもしれないが、複数のメディアが匿名の情報源を引用して伝えたところによると、連邦、州、地元の法執行機関は、元大統領が起訴された場合の警備準備について協議していると言う。
一方、トランプ氏の弁護団は、連邦検察が起訴に値するとさえ判断していないにもかかわらず、ブラッグ氏が法制度を「武器」に、軽犯罪の罪を重罪にてこ入れしたと非難している。
フロリダ州のロン・デサンティス知事をはじめ、共和党のトップリーダーたちは、ニューヨークの検事がその地位を利用して左翼的な政治課題を追求し、この街で毎日起きている実際の犯罪を無視していると非難している。
以上。
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