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RIAノーボスチ・ロシア国際通信「プーチン大統領、軍人に囲まれ初めての年頭演説」

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日本時間2023年01月01日17:16 RIAノーボスチ

注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が注目されていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたウクライナ擁護側から発信されているものに限られていると言ってよいでしょう。 中にはフェイクニュースも少なくありません

しかし、どのような紛争も、当事者両方の言い分を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのか、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する事が賢明だと思います。 特に我が国の外交に関わる問題は、状況を誤ると取り返しの付かない損害をもたらすことになりかねません。

従って、ウクライナ紛争が続いている間は、敢えて、ロシアやロシア制裁決議に中立を表明する国々のニュースや論説を全面的に紹介します。

「プーチン大統領、軍人に囲まれ初めての年頭演説」

日本語:WAU

2023年1月1日、ロシアのプーチン大統領が新年の演説を行った。

今回、国家元首はクレムリンの前ではなく、ウクライナでの特別作戦に携わる軍人の輪の中で演説を行った。

「昨年は難しい必要な決断の年であり、ロシアの完全な主権を獲得するための重要なステップであり、我々の社会を強化する年でした」

と国家元首は強調した。

プーチンは、2022年はロシアと世界の未来の礎となる重要な出来事があり、興奮と不安でいっぱいの年だったという。

「しかし、私たち多国籍の人々は、ロシアの歴史のあらゆる困難な時代にそうであったように、勇気と尊厳を示しました。彼らは言動において、祖国を守る者たち、それは私たちの兵士と将校、特別軍事作戦の参加者全員を支持しました」

と述べた。

大統領は、真実はロシアの側にあり、歴史的領土で国民を守っていると強調した。

「一緒につくるということ。そして、私たちはそれをつくっているのです。重要なのは、ロシアの運命です。祖国を守ることは、祖先と子孫に対する神聖な義務です」

と国家元首は付け加えた。

また、西側諸国は長年にわたり、ドンバス地域を含め、平和的な意図をロシアに保証してきたが、実際はネオナチを支援し、侵略の準備をしていたと指摘した。

今、彼らはそれを公然と語り、我が国を分裂させ弱体化させるためにウクライナ国民を利用している、とプーチン大統領は続けた。

「我々は、このようなことをする者を決して許さないし、これからも許さない」

と、ロシアの指導者は断言した。

また、特別作戦の参加者の強い精神力と勇気に感謝し、ロシアがあらゆる困難を乗り越え、偉大な独立国家であり続けることに自信を示した。


動画 出典元

ドミトリー・ペスコフ大統領報道官によると、この新年の演説は南部軍管区の本部で収録されたと言う。

以上。

「RIAノーボスチ・ロシア国際通信について」

RIAノーボスチ・ロシア国際通信は TASS や Interfax と並んで、ロシアで最も重要な報道機関の一つと言われています。 2013年12月9日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏の『国家マスメディアの効果を改善するためのいくつかの措置について』という法令により、RIA Novostiメディアグループは正式に解散しましたが、代わりにロシヤ・セゴドニャ国際メディアグループ(Rossiya Segodnya)が設立され、引き続きRIAノーボスチのブランドを使用することになりました。

それ以来、RIAノーボスチは、ロシアと海外のあらゆる主要な出来事について、正確で最新の情報を視聴者に提供し続けていると言います(詳細:ロシア語」

WAUメディアからのコメント:ここまで読み進めていただいた貴重なお時間ありがとうございます。記事へのご意見ご感想お待ちしてます。コメントは↓

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