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ロシア・トゥデイ(RT) 「第三次世界大戦はすでに事実上始まっている:ヌリエル・ルビニ氏」

写真は、シェラトン・ニューヨークで講演するヌリエル・ルビニ博士 © John Lamparski / Getty Images for Concordia Summit

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日本時間11月01日 20:57 ロシア・トゥデイ(RT)

「第三次世界大戦は事実上すでに始まっている:ヌリエル・ルビニ氏」

著名な経済学者によると、「すべてが2つに分かれる」

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新たな世界大戦は事実上始まっており、

「ウクライナとサイバースペースで確実に起きている」

と経済学者のヌリエル・ルビニ氏は言う。

先週、ニューヨーク大学のルビニ教授はダー・シュピーゲル誌のインタビューに応じ、世界で最も深刻な問題を列挙した。

彼は、国際通貨基金(IMF)が最近主催したイベントを振り返り、歴史学者のニーアル・ファーガソンについて触れ、

「彼はその講演で、1970年代のような経済危機が起きれば幸運だ、1940年代のような戦争は起きないと言った」

と述べた。

ルビニ教授は、世界の主要な脅威について語るとき、ロシアとウクライナの間で進行中の紛争に言及し、イランとイスラエルも「衝突する方向」にあると付け加えた。

そして、

「バイデン政権は中国が早晩台湾を攻撃すると予測している。第三次世界大戦はすでに事実上始まっている」

と総括した。

ルビニ氏は、米国と中国の対立が緊張を大きく促進していることを指摘し、米国は中国への特定の半導体の輸出を禁止し、欧州諸国には国家安全保障を理由に中国との貿易関係を断つよう圧力をかけているという。

ルビニ氏は、グローバル化した世界の崩壊が迫っていると考えており、

「貿易、金融、技術、インターネット、すべてが二つに分かれるだろう」

と予言した。

米国の同盟国以外の国々が、この対立の中で米国側につくかどうかはわからないという。

「あるアフリカの大統領に、なぜ5G技術を欧米からではなく中国から調達するのか尋ねたことがある。大統領は、『我々は小さな国だから、どうせ誰かがスパイするだろう。それなら中国の技術を採用した方がいい、その方が安い』と答えた」

と、ルビニ氏はシュピーゲル誌に明かしている。

同教授は、アメリカやヨーロッパの政治体制がこの問題に対処できず、右派政権の台頭を招くことを懸念していると言う。

ヌリエル・ルビニ氏は、2008年から2009年にかけての世界金融危機を予測し、ウォール街から「ドクター・ドゥーム:Doctor Doom」と呼ばれ、一躍有名になった。

以上。

「ロシア・トゥデイ(RT)について」

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注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が注目されていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたNATO擁護側から発信されているもの に限られていると言ってよいでしょう(フェイクニュースも少なくありません)。

しかし、どのような紛争も、当事者両方の言い分を聞いて、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する方が賢明だと思います。 従って、この一連のウクライナ紛争のニュースに関しては、敢えて、ロシアやロシア制裁決議に中立を表明する 国のニュースソースを全面的に紹介しています。

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