写真は、アナトリー・アントノフ駐米ロシア大使 © RIA Novosti Photobank / Grigory Sysoyev
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ロシア時間4月4日02:50 RIAノーボスチ
「RIAノーボスチ・ロシア国際通信について」
RIAノーボスチ・ロシア国際通信は TASS や Interfax と並んで、ロシアで最も重要な報道機関の一つと言われています。 2013年12月9日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏の『国家マスメディアの効果を改善するためのいくつかの措置について』という法令により、RIA Novostiメディアグループは正式に解散しましたが、代わりにロシヤ・セゴドニャ国際メディアグループ(Rossiya Segodnya)が設立され、引き続きRIAノーボスチのブランドを使用することになりました。
それ以来、RIAノーボスチは、ロシアと海外のあらゆる主要な出来事について、正確で最新の情報を視聴者に提供し続けていると言います(詳細:ロシア語」
注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が注目されていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたNATO擁護側から発信されているもの に限られていると言ってよいでしょう。
しかし、どのような紛争も、当事者両方の言い分を聞いて、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する方が賢明だと思います。
従って、この一連のウクライナ紛争のニュースに関しては、敢えて、ロシア側のニュースソースを全面的に解説しています。
「ロシア国防省はキエフ州ブチャでの殺害映像は西側メディアのために演出されたものだと発表」
日本語解説:WAU
ロシアのアナトリー・アントノフ駐米大使は、米誌ニューズウィークのインタビューで、キエフ郊外のブチャ地区で民間人が犠牲になったのは、ウクライナ軍からの砲撃が原因である可能性があると述べました。
「米国は、ロシア軍撤退直後、ウクライナ軍がブチャの町を砲撃した事実を意図的に隠蔽している。これが民間人の犠牲を招いたのだろう」
とアントノフ大使は語り、
「ウクライナ政権は、その残虐行為の責任をすべてロシアに転嫁しようとしていることは明らかだ」
としました。
これに先立ち、ウクライナ当局とマスメディアは、キエフ州ブチャで撮影されたとされる、道路に死体が転がっている映像を公開しましたが、同ネットワークは、「死体」が軍用車の衝突を避けるために腕を動かしたり、手足を引っ込めたりしていることに気づいたと言います。
また、カメラマンの車のバックミラーには、車が通り過ぎると同時に「死者」の一人が立ち上がる姿が映っているとして、ロシア国防省はこれを挑発映像だと指摘しています。
同省はまた、ブチャ地区がロシアの支配下にあった間、地元住民が暴力沙汰を起こしたことは一度もなかったと強調しました。
さらに、ロシア軍が3月30日に同地区から撤退した翌日、ブチャのアナトリー・フェドルク市長はビデオメッセージで、市内にロシア軍関係者がいないことを確認したが、民間人の犠牲者は報告はなかったと指摘し、一方で、最初の「犯罪の証拠」が現れたのは、その後、ウクライナ軍が駐留して4日目であったと述べたと言います。
アナトリー・フェドルク市長
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ロシア国防省は、マリウポルの産科病院を「ロシア空軍が攻撃した」とする同様の偽物がウクライナ当局によって流布されたことを想起しました。
ウクライナ当局メディアの発表には、空爆で負傷したとされる妊婦の写真も添えられていました。
ロシアはこの疑惑を否定しています。
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以上。
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翻訳者からのコメント:
ここまで読み進めていただいた貴重なお時間ありがとうございます。記事が面白いと思っていただきましたら、是非、SNSにシェアしてください。