写真は、ロシア下院議長のヴャチェスラフ・ヴォロージン氏 © RIA Novosti / Maxim Blinov
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ロシア時間03月23日 07:58 RIAノーボスチ
「RIAノーボスチ・ロシア国際通信は TASS や Interfax と並んで、ロシアで最も重要な報道機関の一つと言われています。
2013年12月9日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏の『国家マスメディアの効果を改善するためのいくつかの措置について』という法令により、RIA Novostiメディアグループは正式に解散しましたが、代わりにロシヤ・セゴドニャ国際メディアグループ(Rossiya Segodnya)が設立され、引き続きRIAノーボスチのブランドを使用することになりました。
それ以来、RIAノーボスチは、ロシアと海外のあらゆる主要な出来事について、正確で最新の情報を視聴者に提供し続けていると言います(詳細:ロシア語」
日本語解説:WAU
「ロシアのヴォロージン下院議長:『ワシントンの声明には価値がない、米国は混乱に陥ることは確実』」
ロシア下院のヴャチェスラフ・ヴォロージン議長は、ワシントンからの政治的発言は価値がなく、それぞれが矛盾しており、今日のアメリカは間違いなく混乱していると述べました。
記事によると、ヴォロージン氏は、
「世界で最も多くの核兵器を保有し、世界で多くのことを強制している米国が、その指導者には『法』がなく、政治的発言に価値がないとしたら、何を期待できるかを考えてみてください。『衰退する欧米』という話はずっと続いていると笑う人もいるだろう。しかし、今日、米国の混乱は間違いなく到来した」
と自身のテレグラム・チャンネルに書き、米当局からほぼ同時に2つの矛盾した発言があったことを指摘したと言います。
「まず、ホワイトハウスのジェン・サキ報道官は、米国企業にロシア市場からの撤退を要請していないと述べた。しかし、その数時間後、米国議会は、制裁するにもかかわらずロシアで事業を続ける企業の取引を米国政府が禁止することを提案した」
ことをヴォロージンは説明し、
「米国議会はアゾフ大隊(その戦闘員はロシアで刑事訴訟を受けている)への援助を禁止したが、バイデン米大統領は法律に反してネオナチに資金を提供し、武器を送っている」
と、米国政府のダブルスタンダードも想起させました。
2月21日、ロシアのプーチン大統領は、ドンバス地区の諸共和国の要請を受け、ドネツクとルガンスクの主権を承認する政令に署名し、2月24日朝、ロシアはウクライナの非武装化を目的とした軍事特別作戦を開始しました。
プーチン大統領はその目的を「8年間キエフ政権によって虐待、大量虐殺にさらされてきた人々を守ること」と説明しました。
ロシア国防省によると、軍は軍事インフラとウクライナ軍のみを標的にしていると言います。
両国どちらにも犠牲者が出ていおり、ドネツクとルガンスクの部隊は、ロシア軍の支援を受け攻勢を展開しています。
ウクライナの非武装化作戦開始後、欧米諸国はロシアに対する新たな制裁措置を相次いで承認し、欧州ではロシアのエネルギー資源への依存度を下げる必要性が声高に叫ばれています。
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注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が注目されていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたNATO擁護側から発信されているもの に限られていると言ってよいでしょう。
しかし、どのような紛争も、当事者両方の言い分を聞いて、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する方が賢明だと思います。従って、この一連のウクライナ紛争のニュースに関しては、敢えて、ロシア側のニュースソースを全面的に解説しています。
以上。
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翻訳者からのコメント:
ここまで読み進めていただいた貴重なお時間ありがとうございます。記事が面白いと思っていただきましたら、是非、SNSにシェアしてください。