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米国時間10月15日午後5時21分ニューズマックス
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日本語解説:WAU
ワクチン義務化に伴う市と警察組合の衝突
Cities, Police Unions Clash as Vaccine Mandates Take Effect
記事によると、全米の警察は、コロナの予防接種を義務づけられていますが、一部の警察が抵抗していることで、法執行機関が人手不足になり、公共の安全が損なわれるのではないかと懸念されています。
警察組合と警官たちは、義務化を阻止するために訴訟を起こして反発しています。シカゴでは、警察の組合長が、金曜日までに市が定めたコロナの接種状況を報告する期限を守るように組合員に呼びかけていました。
シアトルの警察では、パトロール隊員の不足を理由に、今週、刑事や非パトロール隊員を緊急に出動させていますが、組合のリーダーは、ワクチンの義務化によってさらに勤務体制が悪化するのではないかと懸念しています。
多くの警察署では、ワクチンとは無関係に、殺人事件の急増や人員不足に悩まされている中で、このような対立が繰り広げられており、市や警察のリーダーたちは、ワクチン接種を拒否したために、辞職、解雇、停職などでさらに多くの警官を失うリスクを考慮しています。
12,000人以上の制服警官がワクチン接種状況の報告命令を無視すべきだと発言したことにより、シカゴ市長は金曜日、地元の警察友愛会のリーダーを裁判所に提訴し、「職務放棄、またはストライキに関与し、それを支援し、奨励した」と非難しました。
木曜日、民主党員のロリ・ライトフット市長は、警官たちは金曜日に出勤した際、予防接種情報の提供を「拒否」できても、「週明けに無給の休暇を取ることになる。情報提供を拒否することは反抗的な行為である」と発言しています。
ロリ・ライトフット市長
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シカゴのFOP(The Fraternal Order of Police:警察友愛会)の会長であるジョン・カタンザラ氏は、組合員の約半数が予防接種を受けていないが、接種を義務付けることは 「絶対に間違っている」と発言しています。
ジョン・カタンザラ氏
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また、カタンザラ氏がFox Newsに出演した際には、「彼らは、今夜0時に無給の状態になり、家に帰されることもあり得る」と述べ、シカゴ市に警察官を失う余裕がないことを示唆しました。
「現実には、誰もやりたがらない職業があるんです。実際に警察学校に入る人がいないのです」と語っています。
一方、ロサンゼルスでは、郡の命令にもかかわらず、18,000人の従業員にワクチン接種を強制することはないと述べています。
アレックス・ビラヌエバ保安官は「一晩で従業員の5~10%を失うような事態は避けたい」と先週語っています。
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サンディエゴでは数百人の警察官が、ワクチン接種の義務化に応じる代わりに辞職することを検討すると述べています。
殉職者の追跡調査を行っているOfficer Down Memorial Page:殉職者追悼ページによると、460人以上の法執行官がこのウイルスで死亡している事が分かっています。
政府と企業のワクチン要件をめぐる争いは、国内有数の核兵器研究所やNBAなど、さまざまな職場にまで波及しています。
原子爆弾発祥の地であるロスアラモス国立研究所の従業員は、金曜日までにワクチン接種をしなければ解雇されるという期限を迎えました。
ニューメキシコ州の判事は、数十人の科学者やその他の人々による、この義務化を阻止するための土壇場の要求を拒否しています。
NBAでは、ブルックリン・ネッツは、スター選手のカイリー・アービングがワクチンを接種するまで、練習や試合に参加することを認めていません。
カイリー・アービング選手
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ブースターの入手が可能になり、義務化が実施されたことで、過去3カ月間にワクチンを接種するアメリカ人の数は着実に増加しており、1日あたりの接種数は平均で84万本を超えています。
アメリカの救急隊員のワクチン接種率を示す国の統計はありませんが、全国の各警察署や消防署では、少なくとも1回の接種を受けた成人の割合が77%という国の割合をはるかに下回る数字が報告されています。
ロサンゼルス、サンフランシスコ、デンバーの各警察署も、ワクチン接種を義務付けられている、あるいは義務付けに直面しているます。ニューヨークの市長は、市内最大の警察組合の反対にもかかわらず、この方針の実施を検討していると述べています。
シアトルの約1,000人の警察官を代表する組合は、この問題を労働交渉の対象にすべきだと主張しています。マイク・ソーラン組合長は、この義務化は人員不足を悪化させ、ひいては公共の安全を脅かす可能性があると指摘しています。
この1年半で300人以上の警官を失った同署は、今後数週間で再び「大量離職」することが予想されるとソラン氏は言います。
同署では約300人の警官がワクチン接種免除を求めていると、市長室が今週初めに発表しています。
ここ数週間、オレゴン州警察の隊員とデンバー警察の警官のグループがワクチン接種の義務化を阻止しようとしましたが、裁判官はこれを却下しています。
以上。
この記事の感想:
翻訳者からのコメント:
ここまで読み進めていただいた貴重なお時間ありがとうございます。