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フォックス・ニュース「スナイパーライフル武装ロボット、米陸軍で導入か」

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米国時間10月16日フォックス・ニュース

by ジュリア・E・ムスト
Julia E. Musto
Fox News Digitalレポーター

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日本語解説:WAU

スナイパーライフル武装ロボット、米陸軍で導入か

記事によると、今週、ワシントンD.C.で開催された米国陸軍協会の年次総会で、スナイパーライフルで武装したロボット犬が発表されました。

ゴースト・ロボティックス社が開発したこのロボットは、スウォード・ディフェンス・システム社のSPUR(特殊用途無人ライフル)を搭載しています。

SPUR(特殊用途無人ライフル)搭載ロボット

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スウォード・ディフェンス・システム社のウェブサイトでは、SPURは「ゴースト・ロボティックス・ビジョン-60のような四足歩行の無人プラットフォームから精密射撃を行うために特別に設計された」と説明されています。

「安全、装填、クリア、発射の機能を備えており、離れた場所からでも武器を装填し、安全に運用することができます。これらの機能により、オペレーターは誤作動を解消し、安全にアンロードするプラットフォームを使用することができます。SPURは6.5 クリードモア弾を使用しており、1200mまでの精密射撃が可能ですが、7.62x51mm NATO弾も使用できます。SPURは高性能なセンサーを搭載しているため、昼夜を問わず様々な状況下で活動することができます」とスウォード・ディフェンス・システム社は書いています。

同社は、SPURは「無人兵器システムの未来」 であるとしています。

ニュー・サイエンティスト誌によると、このロボットはゴースト・ロボティックス社のVisionシリーズの脚式ロボットの一つであると説明しています。

今年5月に、米空軍がフロリダ州のティンダル空軍基地で犬の非武装版をテストしていると発表していました。↓

アプライドリサーチソリューションズ社のディレクターでプログラム・マネージャーであるジョアンナ・ルイスは、この取り組みについてのリリースで次のように述べています。

「人々は、ロボットが外を歩き回っているのを見て、これは実戦的な能力だと思うでしょう。ただ歩き回るだけでは、私たちの目的には合いません。彼らには、統合されたセンサーを使って基地内をパトロールしてもらい、基地のセキュリティオペレーションセンターにいる私たちの部隊に有益でミッション・クリティカルなデータを提供してもらいたいのです」。

ペンシルバニアに拠点を置くゴースト・ロボティックス社は、2015年から4本足のQ-UGV(四足歩行の無人地上車両)ロボットを製造しています。

ポピュラー・サイエンス誌が報じたように、国土安全保障省や特殊作戦部隊のスナイパーが採用している致死性の高い狙撃銃を使ったロボットを心配する人もいるかもしれないが、ゴースト・ロボティックス社のCEOであるジレン・パリク氏は、木曜日にニュー・サイエンティスト誌に対して、この武器は 「遠隔操作で完全にコントロールされている。。武器をコントロールしているのは人間であり、自律性やAIは存在しない 」と断言しています。

この四足歩行ロボットとライフル銃が販売されているかどうかはすぐには明らかにされませんでしたが、パリク氏は、ロボットが選ばれた理由として、操作者が危険な場所から離れたままで、トリッキーな地形を操縦できることを挙げ、この武装したロボット犬に対する反応は様々であるが、国防総省の方針では、すべてのロボット兵器は人間の操作下に置かれるべきであるとしています。

NYPD(ニューヨーク市警)は、ボストン・ダイナミック社製の「Digidog:デジドッグ」の画像が拡散し、市議会の召喚状の対象となったため、返却しなければなりませんでした。

以上。

日本語解説について

この記事の感想:

翻訳者からのコメント:
ここまで読み進めていただいた貴重なお時間ありがとうございます。

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