写真は、北京の人民大会堂内でジョー・バイデン米副大統領(当時)(左)と握手する中国の習近平国家主席。2013年12月4日REUTERS/Lintao Zhang/Pool/File Photo
Photo 出典元
日本時間10月6日午後1時57分ロイター
by ジェフ・メイソン
アレクサンドラ・アルパー
デイビッド・ブランストーム
クリス・リース
レズリー・アドラー
日本語解説:WAU
バイデン氏、「中国の習近平氏と台湾協定の遵守で合意した」と述べましたが・・・
Biden says he and China’s Xi agree to abide by Taiwan agreement
記事によると、米国時間5日、ジョー・バイデン米大統領は台北と北京の間で緊張が高まっている中、中国の習近平国家主席と台湾について話し、台湾協定を守ることで合意したと述べました。
バイデン氏は、「私は、台湾について習近平と話した。我々は台湾協定を遵守することに同意し、協定を守る以外のことをするべきではないと考えていることを明確にした、」と述べました。
バイデン氏が言及したのは、ワシントンが長年にわたって続けてきた、北京を公式に認める「一つの中国政策」と、台湾ではなく北京との外交関係を結ぶという米国の方針が、台湾の将来が平和的な手段で決定されるという期待に基づくものであることを明確にした「台湾関係法」のことだと思われます。
Reuters
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台湾の国防相は、中国との軍事的緊張が過去40年以上で最悪の状態にあることを、記録的な数の中国機が島の防空圏に飛来した数日後に発表した。
Military tensions with China are at their worst in more than 40 years, Taiwan's defense minister said days after record numbers of Chinese aircraft flew into the island's air defense zone https://t.co/1MOF1fL7d4 pic.twitter.com/bYwWNR9kko
— Reuters (@Reuters) October 6, 2021
これは、台湾と中国の関係がエスカレートする中、バイデンが歳出削減策を宣伝するためにミシガン州を訪問した後、ホワイトハウスで記者団に語ったものです。
中国は台湾を自国の領土と主張しており、必要であれば武力で奪うべきだとしています。台湾は、自分たちは独立国であり、自由と民主主義を守るとし、緊張の原因は中国にあると非難しています。
台湾は、中国が重要な愛国的祝日である「国慶節(こっけいせつ)」を迎えた金曜日からの4日間で、防空識別圏の南部および南西部に148機の中国空軍機が飛来したと報告しています。
米国は日曜日、中国に対し、台湾付近での軍事活動を停止するよう求めました。
「米国は、中華人民共和国が台湾付近で挑発的な軍事活動を行っていることを非常に懸念しており、これは不安定化させ、誤算を招く危険性があり、地域の平和と安定を損なうものである」と、国務省のネッド・プライス報道官は日曜日の声明で述べました。
また、バイデン氏は、9月9日に習近平氏と7カ月ぶりに行った90分間の電話会談についても言及しているようで、その中で、世界の2大経済大国間の競争が紛争に発展しないようにする必要性について話し合ったといいますが・・・
以上。
この記事の感想:
翻訳者からのコメント:
ここまで読み進めていただいた貴重なお時間ありがとうございます。