写真は、2021年8月9日、長崎で講演する日本の菅義偉内閣総理大臣(AP通信)
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米国時間9月15日FOX NEWS
by ドム・カリッキオ
Dom Calicchio
FOX NEWSシニアエディター
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日本語解説:WAU
北朝鮮が弾道ミサイル2発を発射、日本の菅首相は「まったくもって言語道断!」
North Korea fires 2 ballistic missiles; Japan’s Suga rips test as ‘absolutely outrageous’
記事によると、北朝鮮が日本に向けて弾道ミサイル2発を発射したと報じられ、日本の首相が「まったくもって言語道断」と非難したという。
今回のミサイル発射は、北朝鮮が週末に新たに開発した長距離ミサイルの実験を行った数日後に行われたと報道されています。
AP通信によると、日本の菅義偉首相は、「今回のミサイル発射は、日本および地域の平和と安全を脅かすものであり、断じて容認できない。日本政府は、いかなる事態にも対応できるよう、警戒と監視をさらに強化していく所存である」と述べました。
韓国の聯合ニュースは、韓国は状況分析を行っている統合参謀本部からの情報を引用して、今回の発射を報じました。
AP通信は当初、発射されたのは1発のみで、弾道ミサイルとは断定していませんでしたが、米国時間水曜日の午前1時20分頃に記事を更新し、聯合ニュースと同様に2発の弾道ミサイルが発射されたと発表しました。
日本の海上保安庁によると、発射された2発のミサイルは日本と朝鮮半島の間の国際水域に着水したという。
それによると、韓国の統合参謀本部は声明の中で、北朝鮮の発射物が水曜日に朝鮮半島の東海岸の海域に向かって飛んできたと発表しました。それ以上の詳細は述べていません。
この北朝鮮の行動は先週末に行われたミサイル発射実験に続くものです。
北朝鮮の長距離巡航ミサイル発射実験を伝えるニュース番組の映像が映し出されたテレビ画面を見る人々(韓国・ソウルにて:AP通信)
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北朝鮮は月曜日、新たに開発した巡航ミサイルの実験を週末に2回行ったと発表しました。北朝鮮の国営メディアは、このミサイルを「重要な意味を持つ戦略兵器」と表現し、核弾頭で武装する目的で開発されたことを示唆しています。
専門家の多くは、今回の発射は、平壌とワシントンの間で核外交が行き詰まっている中、北朝鮮が兵器の増強を推し進めていることを示唆していると述べています。
発射時、中国の王毅外相がソウルを訪れ、韓国の文在寅大統領をはじめとする高官たちと、行き詰まっている対北核外交について話し合っている最中でした。
これを受けて、文大統領は、韓国政府が水曜日の後半に予定外の国家安全保障会議を開催する予定であると述べたといいます。
米朝間の協議は、老朽化した核施設の解体と引き換えに大幅な制裁緩和を求める北側の要求をアメリカ側が拒否した2019年以降、停滞していました。金正恩政権はこれまで、バイデン政権との対話の提案を拒否し、ワシントンがまず「敵対的」な政策を放棄することを要求していました。
北朝鮮が核実験を再開したのは、ドナルド・トランプ大統領の時代に金正恩が核兵器を経済的利益に結びつけることができなかったことで、外交凍結をめぐりバイデン政権に圧力をかけようとしているのだろうという見方を示しています。
以上。
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翻訳者からのコメント:
ここまで読み進めていただいた貴重なお時間に感謝いたします。