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Newsmax バイデンの「ゴングショー」永遠に報道できないメディア

(Chip Somodevilla/Getty Images)

7月15日、Newsmaxはコンラッド・ブラック(Conrad Black)氏のオピニオン記事を報じました。

オピニオン記事寄稿者:
コンラッド・ブラック

Conrad Black
カナダ・米国・英国の多数の出版物の資金提供者
著者・コラムニスト

Photo出典元

Newsmax公式記事

翻訳に関する注意事項

バイデンの「ゴングショー」永遠に報道できないメディア

Media Can’t Cover for the Biden ‘Gong Show’ Forever

バイデン大統領の浮上をいつまで真剣に受け止めることができるかという連想ゲームは、新たな局面を迎えているようです。

南部国境での不法入国者数は、年間200万人から300万人に迫る勢いで増加していますが、国土安全保障省のアレハンドロ・マヨルカス長官が「南部国境は閉鎖されている」と話すのを未だに私たちは見聞きしています。

「ゴングショー」とは、1970年代に人気があったユーモラスな米国のテレビ番組。 ゴングショーに出演する人々は、ジョーク、ダンス、歌などを披露し審査員を楽しませようとしますが、彼らのパフォーマンスは通常非常にお粗末で、審査員の1人がドラを打つ前にすべてのパフォーマンスを行うことができる人はほとんどいません。 詳細

以下の動画の1分10秒辺りからゴングショーが始まります。

メディアはこの災難のような侵攻をほとんど報道していません。

最近のトラファルガーの世論調査では、アメリカ人の56%はジョー・バイデンは「職務を完全に遂行していない」と思っているという結果が出ています。

しかし、従順なホワイトハウスの記者団は、彼にアイスクリームのことなど、国益に関わる質問をし続けています。

株式市場の上昇と静かな雰囲気を除けば、新政権の記録はほとんど完全な失敗の連続です。

南部の国境から流入する非熟練労働者は、米国の失業率を悪化させ、トランプ大統領の下では完全に雇用されていた弱者層の労働者の所得を低下させないはずがありません。

バイデン政権は国内の石油生産量を減らし、エネルギー自給自足国家としての地位を台無しにしました。

これらは公務を知っている人々にとって、全て身近な問題ですが、しかし、民主党支持者であるメディアの95%は、無能な大統領がフランクリン・D・ルーズベルトになぞらえて自己満足している、おとぎの国のようなバイデン大統領を温存させています。

この政権は、気候変動問題の中でも最も身の毛もよだつ、証明されていない、テロリストのような学説を受け入れており、また、急増する凶悪犯罪に対する唯一の解決策は、銃規制に関する民主党の聞き飽きたスローガンです。

銃器は自己暴発しないので、今では主に自衛と抑止のために使われています。

国内に存在する膨大な数の銃器を大幅に減らすことは法的にも政治的にも不可能であり、何をもって「襲撃のため銃器」とするかという詭弁を言っても何の成果も得られません。

弾薬の供給を減らそうとしても、違法に製造された弾薬や輸入された弾薬の供給が増えるだけです。

もしすでに存在する厳格な銃規制があって、全米で最も犯罪の多い地域で適切に実施されれば、その効果は良いものになるでしょう。

しかし、犯罪多発都市の民主党政権には、「警察予算カット」の時代にこのような議論を呼ぶ行為を行う意志はなく、また、ワシントンもこのような措置を奨励する気配はありません

インフレ率は、代表性のない計算方法により、ガソリンや家庭用燃料、建築資材などのコストに影響を受ける多くの国民にとって正確なインフレ率である8〜9%の水準を下回っています。

有権者証明制度を廃止して選挙を永久に掌握し、裁判所への照会を超党派の選挙委員会に置き換え、(大量の不法入国者を受け入れて彼らの票を誘導することに加えて)投票用紙の収集を奨励するという、民主党の大胆な努力は採用されそうにありません。

民主党は突然、有権者証明書が結局は悪いアイデアではないことを認めましたが、メディアは彼らの足元に火をつけることはないでしょう。

なぜなら、先週まで有権者証明書はJim Crow 2.0扱いしていたからです。

メディアはいまだに2020年の大統領選挙について、汚点や疑問があることを否定するために腕組みをしています。

ウォール・ストリート・ジャーナルのジョン・ブッシーは、日曜日のフォックス・ニュースで、反トランプの保守的な路線を紹介しました。

変異株はCOVIDを復活させ(ドクター・ファウシによる米国民へのテロが再び支配することを意味する)、2020年の選挙の完全性に対する議論が「根拠のない」ものとしてかたずけられたトランプにとって、それは「逆風」となるでしょう。

ブッシーは問答的な確信を持ってこのように語ったが、もちろん根拠がないわけではなく、その懸念は不変です。

トランプ憎しの勢いだけで、英語の文章をほとんど口にすることができない人物と、すべての質問に単音節で答え、頭の悪い笑い声を上げる副大統領に率いられたおんぼろ政権について、メディアが真剣に報道するのを妨げているのです。

コメディアンのジョン・スチュワートは、コロナウイルスが中国の武漢ウイルス研究所から漏れたのではないかと優しくユーモアたっぷりに指摘し、ビル・マーは左派の同志たちに「進歩恐怖症」の危険性を警告しました。

アメリカの反トランプで人気の女性、ペギー・ヌーナンは、週末のThe Wall Street Journalで、左派は行き過ぎていると読者に忠告しました。

民主党のBLM同盟が「平和的なデモ」でアメリカの都市部の多くを焼き尽くしてから1年も経たないうちにこのようなことを書いたのだから、支持者が後悔するのもそう遠くはないでしょう。

ヌーナンは、トランプへの嫌悪感を、ほとんどすべての重大な政策問題の集合体よりも優先させた巨大な波の一つでした。

問題は、左派が今になって行き過ぎたということではありません。

選挙前の5ヶ月間、左派はさらに社会病質的に過激で、欲しいものが一度に手に入らなければ「このシステムを焼き尽くす」と約束していました(ニューヨークBLMの共同創設者、ホーク・ニューサム氏談)。

参考動画:BLMの代表ホーク・ニューサム氏@TEDx

民主党は、国境の開放と大規模な支出を約束し、警察への資金提供については中立的で、911通報で心理学者やソーシャルワーカーを派遣するという、多くのくだらない話をしていました。

バイデン氏は、パリ協定、世界保健機関(WHO)、イランとの核合意に復帰することを明確にしました。

左派が手を広げすぎたのではなく、アメリカの少数派の俗物性が、公共政策の選択肢についての合理的な分析に勝ってしまったのだと思います。

その結果、非常に疑わしい結果が生まれました。

司法当局は、国の最高権力者の公正な選出を保証するという至上命題を放棄し、メディア全体は、午前4時にマーク・ザッカーバーグの悪名高い投函箱に大量の票が投じられたり、結果を「強化」するためのその他の努力など、奇跡的な複雑さが生じた6つのスイングステートのうちのいくつかの州で、結果をひっくり返すのに十分な量の票が改ざんされたという汚い公然の秘密を押し隠そうとしました。

この中途半端な政権の勝利のために正気を保っていた賛同者やチアリーダーたちが、自分たちの仕事の結果をまばたきしながら見始めると、トランプのいないトランプ主義という既定のファンタジーランドが生まれます。

しかし、それは存在しないし、存在しなかったし、今も実現しそうにありません。

日曜日にダラスで開催されたCPACで、トランプ氏は特に良い演説をしませんでした。

彼にしては、威勢が良すぎ、曖昧な非難が多かったのです。

しかし、彼は再び、選挙はおそらく盗まれたものであり、バイデン政権は災害であるという点を強調しました。

これは、耳をつんざくような人間の竜巻を蝋人形に置き換えたことで自然に生じた、より静かな政治的雰囲気によって軽減されたものでしょう。

トランプ氏は、アフガニスタンでの完全な失敗を予測し、軍の浪費を非難しました。

合同参謀本部議長のマーク・ミリー元帥に注目しなかったのは、相当な我慢強さを見せました。

暴徒が焼き払おうとしたホワイトハウスの向かいにあるセント・ジョンズ教会に大統領が歩いて行き、暴徒の支配を許さないという意思表示をしたことを非難したミリー元帥のパフォーマンスは恥ずべきものでした。

アメリカ国内では、ペンタゴンはこれまで十分過ぎる待遇を与えられていたにもかかわらず、中国やロシアの極超音速ミサイルからアメリカのニミッツ級航空母艦や主要基地を守ることができなかったという感情が高まっており、アフガニスタンに駐留していた20年間に可能な限りのことをしたのではなかったのかという懐疑的な見方も増えています。

すべてがてんやわんやの様相を呈しています。

合同参謀本部の議長と米国教職員連盟のランディ・ワインガーテン会長が、批判的人種理論についてほぼ同じ発言をしました。

民主党は今、警察の予算カットを望んだのは共和党だと主張し、数日前までは屋根の上から奴隷制度の復活に等しいと叫んでいた有権者識別の良さを突然発見したというのです。

明らかに、ジム・クロウではないようです。

メディアは無茶苦茶な党派性を持っているので、それらの問題について民主党にバリケードを越えてフリーパスさせようとするでしょう。

しかし、バイデン政権に蓄積された災厄は、COVIDやワープスピード・ワクチン開発の奇跡を経て、アメリカ人の仕事への復帰(苦しいほど遅い)によって完全に消滅されることはないでしょう(トランプ氏の功績は認めないでしょう)。

メディアはこの「ゴングショー」政権をいつまでも報道することはできませんが、他のほとんどすべてのことに対する彼らの無脊椎動物のような反応を考えれば、予想以上に長持ちしていると認めざるを得ません。

以上。

FOX NEWS公式記事より

WAU MEDIA翻訳者コメント:

ここまで読み進めていただいた方の貴重なお時間に心から感謝いたします。

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