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RIAノーボスチ・ロシア国際通信「ロシア国営企業が日産自動車のロシア全資産を買収」

写真は、日産エンブレム© RIA Novosti / Vladimir Pesnya

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日本時間11月24日16:49 RIAノーボスチ

注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が注目されていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたウクライナ擁護側から発信されているものに限られていると言ってよいでしょう。 中にはフェイクニュースも少なくありません

しかし、どのような紛争も、当事者両方の言い分を聞いて、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する方が賢明だと思います。 特に我が国の外交に関わる問題は、状況を誤ると取り返しの付かない損害をもたらすことになりかねません。

従って、ウクライナ紛争が続いている間は、敢えて、ロシアやロシア制裁決議に中立を表明する国々のニュースソースを全面的に紹介しています。

「ロシア国営企業が日産自動車のロシア全資産を買収」

NAMI、サンクトペテルブルク工場を含む日産自動車のロシア全資産を買収する契約を締結

日本語:WAU

11月24日、ロシアの国営企業、自動車産業開発研究所のFSUE NAMIは、日本の自動車会社である日産のロシアの全資産を取得したと、同研究所の広報担当者がRIAノーボスチ・ロシア国際通信に伝えた。

「FSUE NAMIと日産グループは、日産マニュファクチャリングルースの資産を買収する契約を締結した。この取引の結果、日産のロシアにおける資産(日産マニュファクチャリング・ルース社傘下)の100%が、ロシア産業貿易省傘下の連邦企業であるFSUE NAMIに譲渡された」

と述べた。

契約の一部は、ウクライナでのロシア特別作戦開始後、3月に閉鎖されたサンクトペテルブルクの工場と、モスクワの販売・マーケティングセンターの購入が契約の一部となった。

「この取引により、同社の主要な能力、生産サイクル、雇用が維持されることになる」

と同研究所は付け加えた。

NAMIは、生産パートナーとして他の企業を誘致し、合弁会社を設立することができるようになる。

将来的には、ロシア最大の自動車メーカー、アフトヴァースが日産車のサービスやスペアパーツの供給を行う予定である。

今回の買収の重要な条件の1つは、株式を買い戻すオプションである。

日産は6年以内にこれを行使できる。

取引額は公式には明らかにされていない。

ルノーと同様、象徴的なものであったかは不明である。

日産はロシア撤退による一過性の損失を約6億8600万ドルと査定している。

同社の工場は2009年にサンクトペテルブルクで生産を開始し、エクストレイルとデュアリスのモデルを生産していた。

生産能力は年間十万台で、2021年には4万3千台を生産した。

工場では2,000人が働いている。

以上。

「RIAノーボスチ・ロシア国際通信について」

RIAノーボスチ・ロシア国際通信は TASS や Interfax と並んで、ロシアで最も重要な報道機関の一つと言われています。 2013年12月9日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏の『国家マスメディアの効果を改善するためのいくつかの措置について』という法令により、RIA Novostiメディアグループは正式に解散しましたが、代わりにロシヤ・セゴドニャ国際メディアグループ(Rossiya Segodnya)が設立され、引き続きRIAノーボスチのブランドを使用することになりました。

それ以来、RIAノーボスチは、ロシアと海外のあらゆる主要な出来事について、正確で最新の情報を視聴者に提供し続けていると言います(詳細:ロシア語」

WAUメディアからのコメント:ここまで読み進めていただいた貴重なお時間ありがとうございます。記事へのご意見ご感想お待ちしてます。コメントは↓

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