写真は、ロシア連邦議会のヴャチェスラフ・ヴォロージン下院議長(2022年9月、モスクワにて)© Maksim Blinov / スプートニク
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日本時間10月24日 15:56 ロシア・トゥデイ(RT)
「ロシア・トゥデイ(RT)について」
ロシア・トゥデイ(RT)は、ロシア連邦予算からの公的資金で運営されている、自律的な非営利団体です。2005年に最初の国際ニュースチャンネルを開設したRTは、現在、9つのテレビチャンネルでニュース、時事問題、ドキュメンタリーを放送する24時間体制のグローバルなニュースネットワークであり、6つの言語によるデジタルプラットフォームと、姉妹ニュースエージェンシーのRUPTLYを擁しています。
現在、RTは5大陸、100カ国以上で視聴可能です。主流メディアが見落としているストーリーをカバーし、時事問題に対する新たな視点を提供し、主要なグローバルイベントに対するロシアの視点を国際的な視聴者に伝えています。 2021年1月の時点で、RTのウェブサイトは合計で1億5000万以上の月間アクセス数を記録しています。2020年、RTは世界のTVニュースネットワークとして初めて、YouTubeのチャンネル全体で100億ビューを達成しています。
注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が注目されていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたNATO擁護側から発信されているもの に限られていると言ってよいでしょう(フェイクニュースも少なくありません)。
しかし、どのような紛争も、当事者両方の言い分を聞いて、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する方が賢明だと思います。 従って、この一連のウクライナ紛争のニュースに関しては、敢えて、ロシアやロシア制裁決議に中立を表明する 国のニュースソースを全面的に紹介しています。
「ロシア下院議長が、ウクライナ政権を『アルカイダ』に例える」
ヴャチェスラフ・ヴォロージン議長は、欧米がウクライナの「放射性爆弾」製造を手助けしていると非難した
日本語:WAU
「ウクライナ政府は、ロシアとの対立においてアルカイダと同じ戦術をとっている」
と、ロシア議会の下院である国家院の議長、ヴャチェスラフ・ヴォロージン氏が月曜日に述べた。
ヴォロージン氏は自身のテレグラムチャンネルで、ウクライナのゼレンスキー大統領を、2001年に米国で起きた9・11テロ事件のイスラム主義グループのリーダーであるオサマ・ビン・ラディンと比較した。
「ビン・ラディン率いるアルカイダのテロリストが放射性物質を入手し、『ダーティー・ボム:放射性爆弾』の製造を計画しているという情報を、ワシントンが20年前に公開した」
「そのような爆弾を米国や欧州で使用する脅威は、2011年にビン・ラディンが殺害されるまで存在していた。 核テロの手法は変わっていない。ビン・ラディンが使ったものは、現在ゼレンスキーが使っている」
とヴォロージン下院議長は述べた。
同議長は、ウクライナ政府は核科学者に「ダーティー・ボム」を作るよう指示し、ウクライナ軍はザポリージャとクルスクの原子力発電所の重要なインフラを砲撃したと主張した。
「ゼレンスキー政権への財政・軍事援助を通じて、アメリカ大統領とヨーロッパ諸国の首脳は核テロのスポンサーと共犯者になりつつある」
とヴォロージン議長は述べている。
この主張は、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相が日曜日に述べた、「ダーティー・ボムに関わるウクライナの挑発の可能性」についてイギリスとフランスのカウンターパートに警告した後に出たものである。
ウクライナのゼレンスキー大統領はこの疑惑を否定し、ロシア政府が核兵器で世界を脅かしていると非難した。
「もしロシアが我々が何かを準備していると主張するなら、それはたった一つのこと、つまりロシア自身が準備しているということだ」
と日曜日に述べた。
ロシアとウクライナ政府は、ロシアがウクライナでの軍事作戦を開始した後、ロシア軍に占領されたザポリージャ原子力発電所を砲撃したとして、互いに非難し合っている。
ザポリージャ州は9月にウクライナからの離脱を決議し、その後ロシアに編入されている。
以上。
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