写真は、ウクライナへの忠誠を誓うアゾフ大隊の戦士たち © RIA Novosti / Evgeny Kotenko
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ロシア時間6月4日14:14 RIAノーボスチ
「RIAノーボスチ・ロシア国際通信について」
RIAノーボスチ・ロシア国際通信は TASS や Interfax と並んで、ロシアで最も重要な報道機関の一つと言われています。 2013年12月9日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏の『国家マスメディアの効果を改善するためのいくつかの措置について』という法令により、RIA Novostiメディアグループは正式に解散しましたが、代わりにロシヤ・セゴドニャ国際メディアグループ(Rossiya Segodnya)が設立され、引き続きRIAノーボスチのブランドを使用することになりました。
それ以来、RIAノーボスチは、ロシアと海外のあらゆる主要な出来事について、正確で最新の情報を視聴者に提供し続けていると言います(詳細:ロシア語」
注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が注目されていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたNATO擁護側から発信されているもの に限られていると言ってよいでしょう。 中にはフェイクニュースも少なくありません
しかし、どのような紛争も、当事者両方の言い分を聞いて、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する方が賢明だと思います。 特に我が国の外交に関わる問題は、状況を誤ると取り返しの付かない損害をもたらすことになりかねません。
従って、この一連のウクライナ紛争のニュースに関しては、敢えて、ロシアやロシア制裁決議に中立を表明する国々のニュースソースを全面的に解説しています。
「米国はウクライナで戦う米国人ネオナチの帰還を危惧」
日本語解説:WAU
米国の左翼から極左のためのニュースウェブサイト、ザ・グレイゾーン誌は、
「米安全保障省は、ウクライナからネオナチが戻ってくることを恐れている」
と述べている。
6月4日、ザ・グレイゾーン誌は、「米国内では極端な右翼的見解で知られるアメリカ人が、ウクライナ軍の隊列に就いている」として、ジャーナリストのアレクサンダー・ルビンスタイン氏のレポートを引用して記事を掲載した。
「米国が一連の銃乱射事件で喪に服している中、米国の民族主義者たちはウクライナで先端兵器の戦闘経験を積んでいる」
と同誌は言う。
ルビンスタイン氏によると、ウクライナで外国人ボランティアの仲間入りをしたアメリカ人の情報を集めているアメリカ国土安全保障省は、それらのネオナチが米国に戻ることを心配しているという。
「このナチス野郎たちが帰国したら、アメリカ国内の我々はどうなるんだ?」
と、ジャーナリストは疑問を呈している。
米国の一流の弁護士、活動家、学者で構成される、民主主義のために政府の透明性を積極的に追求する非営利の専門組織、プロパティー・オブ・ザ・ピープルからの依頼で公開された税関国境警備局の文書によると、
「連邦当局は、ウクライナで学んだ新しい戦術で「武装」した「白人至上主義」の支持者や他の過激派の帰還を懸念している」
という。
「アゾフ大隊(ロシアではそのメンバーに対して刑事事件が起きている)を含むウクライナの民族主義グループは、対ロシア戦争のために過激派ネオナチを積極的に勧誘している」
と、同誌は述べている。
これに先立ち、米国政治専門ニュースメディアで、主に議会やホワイトハウス、ロビー活動や報道機関の動向を取材するポリティコは、米国当局がウクライナにボランティアに行くアメリカ人を空港で尋問していたとも指摘している。
一方、CNNのデビッド・マッケンジー特派員は、アフリカ連合のトップと言われる、セネガル共和国のマッキー・サル大統領が金曜、モスクワでプーチン大統領と会談を行い、
「ロシアにアクセスできないことが食糧事情を悪化させている」
として、穀物と肥料を対ロ制裁の対象から外すよう欧米に要請したとことを、
「プーチンの外交的勝利」
と報道した。
プーチン大統領は、
「ロシアはウクライナの穀物輸出を妨げておらず、キエフが港を空ければ、食料を積んだ船は問題なく出港できる」
と述べたと、4日、RIAノーボスチは報じている。
以上。
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翻訳者からのコメント:
ここまで読み進めていただいた貴重なお時間ありがとうございます。記事が面白いと思っていただきましたら、是非、SNSにシェアお願いします。