写真は、アナトリー・アントノフ駐米ロシア連邦特命全権大使 – RIA Novosti
© RIA Novosti / Maxim Blinov.
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ロシア時間03月23日 05:01 RIAノーボスチ
「RIAノーボスチ・ロシア国際通信は TASS や Interfax と並んで、ロシアで最も重要な報道機関の一つと言われています。
2013年12月9日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏の『国家マスメディアの効果を改善するためのいくつかの措置について』という法令により、RIA Novostiメディアグループは正式に解散しましたが、代わりにロシヤ・セゴドニャ国際メディアグループ(Rossiya Segodnya)が設立され、引き続きRIAノーボスチのブランドを使用することになりました。
それ以来、RIAノーボスチは、ロシアと海外のあらゆる主要な出来事について、正確で最新の情報を視聴者に提供し続けていると言います(詳細:ロシア語」
日本語解説:WAU
「アントノフ駐米ロシア大使:米国防総省に、『あなた方が行ったユーゴスラビア、イラク、リビアへの空爆を想起せよ』」
「米国防総省は、米国とNATOの同盟国がつい最近ユーゴスラビア、イラク、リビアを爆撃したことをすでに忘れている」
とアナトリー・アントノフ駐米ロシア大使が述べました。
記事によると、アントノフ大使は、国防総省のジョン・カービー報道官が、ロシア軍がウクライナで戦争犯罪に関与した疑いがあると発言したことに対して反応したのだと言います。
「ペンタゴンは、少し前に、テレビが生中継する中、アメリカとNATOの同盟国の戦闘機がユーゴスラビア、イラク、リビアの都市を爆撃したことをもう忘れてしまったのか?アフガニスタンやシリアにおける米国軍人や傭兵のあからさまな犯罪も記憶にないのか?」
と、外交団テレグラム・チャンネルで声明を出しています。
アントノフ大使は、ロシア軍の攻撃はウクライナの軍事インフラにのみ向けられたものだと指摘し、
「翻ってウクライナの過激派は、第二次世界大戦中のナチスの戦術を使う。ナチスは、女性や子供を人間の盾にして、住宅地に複数のロケットランチャーを設置し、そこからロシア軍人に発砲していた」
と述べています。
また、ウクライナ軍がクラスター弾を搭載したTochka-Uロケット弾を民間人に使用し、民間人が戦闘地域から出るのを阻止し、強制動員を行ったことを想起したと言います。
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2月21日、プーチンはドンバス共和国からの要請と下院議員の訴えを受け、ドネツクとルガンスク人民共和国の主権を認める政令に調印しました。
2月24日未明、ロシアはウクライナの非武装化を目的とした軍事特別作戦を開始し、プーチン大統領はその目的を、
「8年間ウクライナ政権によって虐待、大量虐殺にさらされてきた人々を守ること」
だと説明しました。
ロシア軍は軍事インフラとウクライナ軍のみを標的にしていると国防省は発表しています。
ウクライナの多くの町や村では、戦闘の中で人道的な大惨事が起きています。
ロシア国防省は、人道的回廊の運用の調整を拒むウクライナ政権と軍は、地元の民間人を盾として利用していると非難しています。
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注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が注目されていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたNATO擁護側から発信されているもの に限られていると言ってよいでしょう。
しかし、どのような紛争も、当事者両方の言い分を聞いて、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する方が賢明だと思います。従って、この一連のウクライナ紛争のニュースに関しては、敢えて、ロシア側のニュースソースを全面的に解説しています。
以上。
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翻訳者からのコメント:
ここまで読み進めていただいた貴重なお時間ありがとうございます。記事が面白いと思っていただきましたら、是非、SNSにシェアしてください。