写真は、2021年10月9日、アイオワ州デモインのアイオワ・ステート・フェアグラウンズで行われた集会で支持者に語りかけるドナルド・トランプ前大統領。(Scott Olson/Getty Images)
Photo 出典元
米国時間12月31日 Newsmax
by チャーリー・マッカーシー
Charlie McCarthy
元Fox Sports Florida、Gannett(Bridgewater Courier-News, N.J.)のコラムニスト、元New York Postの記者。
日本語解説:WAU
「トランプ大統領、アリゾナ州で新年最初の集会を開催」共和党が両院を収められるか否か、世界情勢に激変
チャーリー・マッカーシー氏によると、ドナルド・トランプ前大統領は15日、2022年最初の集会をスイング・ステートであるアリゾナ州で開催することを発表したと伝えています。
トランプ氏によると、現地時間1月15日(土)午後7時に予定されている集会は、アリゾナ州フローレンスにあるカントリー・サンダー・フェスティバル・グラウンドで開催されるとのことです。
前大統領は、2020年の選挙でジョー・バイデンに1万票あまりの差で同州を失った後、新年発となる集会を同州で向かえることになります。民主党がアリゾナ州で大統領選挙に勝ったのは、1952年以来、1996年のビル・クリントン氏がもう1人で、2度目となります。
トランプ氏とその同盟者は、アリゾナ州を含むいくつかの重要な激戦州での不正投票が、バイデン氏に選挙権を与えたと主張していますが、アリゾナ州最大の郡であるマリコパ郡で行われた2020年の大統領選挙の共和党支持の審査では、選挙が盗まれたことを証明できずにいます。
ポリティコ紙は先月末、アリゾナ州ではトランプ氏がバイデン氏を8%ポイント差でリードしていると報じています。
最近の世論調査でリードしているトランプ氏支持の知事候補カリ・レイク氏は、ツイッターで集会に参加することを示唆し、木曜に次のようにツイートしています。
「トランプ大統領がアリゾナにやってくる! 彼の2022年の最初の集会は、アリゾナ州のフローレンスで行われます。アリゾナは大好きな大統領を見るのが待ちきれない」
カリ・レイク氏
Photo 出典元
前大統領が最後にアリゾナ州を訪れたのは、7月24日の2時間の集会で、選挙前の2020年には7回、同州を訪れていたとアリゾナ・リパブリック紙は報じています。
新年1月の集会は、共和党が議会の主導権を取り戻すことを望む年の始まりとして、同党は、民主党のマーク・ケリー上院議員の議席が獲得可能であると考えて中間選挙に臨むことになります。
アリゾナ州の法執行機関のトップは先月、
「ケリー上院議員は公共の安全や国境警備を支援することに関しては、言葉だけで行動が伴わない」
と述べています。
今月初め、共和党はケリー氏を倒すために、同州のラテン系有権者をターゲットにしていると述べま、上院共和党キャンペーン委員会と全米共和党上院議員委員会はそれぞれ、ヒスパニック系有権者を狙った広告を発表しています。
トランプ氏は以前、
「2020年の選挙が不正に行われたことに対して完全に非武装で抗議した記念日」
である1月6日に記者会見を行うと発表していました。
因みに、Fox Newsは、2020年の選挙の夜、アリゾナ州の投票が終了した数分後に「バイデン勝利」を放送した一方で、その約2時間前にフロリダ州の投票が終了したにもかかわらず、「トランプ氏勝利」を放送しなかったとして、視聴者の怒りを買っています。
2022年の米中間選挙の結果、共和党が両院を収められるか否かで、世界情勢が激変するのは間違いないと言われています。
以上。
スポンサー広告
株のプロによる推奨銘柄はコチラ!
この記事の感想:
翻訳者からのコメント:
ここまで読み進めていただいた貴重なお時間ありがとうございます。記事が面白いと思っていただきましたら、是非、SNSにシェアしてくださるとありがたいです!