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ニューズマックス「米中バーチャル会議、バイデンは人権問題を、習近平は台湾の『レッドライン』を警告」

写真は、2021年11月15日、ワシントンD.C.のホワイトハウスのルーズベルトルームで行われた中国の習近平国家主席とのバーチャル会議に参加するジョー・バイデン大統領(Alex Wong/Getty Images

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米国時間11月16日Mewsmax via Reuters.
by マリー・ジャクソン

日本語解説:WAU

「米中バーチャル会議、バイデンは人権問題を、習近平は台湾の『レッドライン』を警告」

記事によると、ジョー・バイデンは月曜日、3時間を超えるバーチャル会議で、北京の人権問題について中国側に圧力をかけ、習近平氏は台湾での挑発行為には中国はそれなりの対応すると警告した、と当局者は述べています。

世界最大の経済大国であるアメリカと中国の間で行われた今回の会談は、温度差を縮めて対立を避けようとする双方にとって、率直で直接的なものであったと言われています。

今回の会談では、すぐに成果を得ることはできなかったようですが、両首脳は氷のような対立関係から脱却するための機会を得たと当局は伝えています。

両首脳は、北朝鮮、アフガニスタン、イラン、世界のエネルギー市場、貿易と競争、気候、軍事問題、パンデミックなど、常に意見が対立する分野について議論し、約2年前にコロナが世界中に広まって以来、国外に出ていない習氏は、両国を「海を航行する2つの巨大な船」に例え、衝突しないように安定させる必要があると述べたと、中国国営メディアが報じています。

新華社によると、習近平はバイデンに対し、「大統領には、米国の中国政策を合理的かつ現実的な軌道に戻すために、政治的リーダーシップを発揮していただきたい」と語ったといいます。

バイデンは、アメリカの記者が見た短いやり取りの中で、

「中国とアメリカの指導者としての私たちの責任は、両国間の競争が意図されたものであれ、意図されていないものであれ、紛争に発展しないようにすることだと思います。シンプルでストレートな競争だ」

と述べたと伝えています。

両首脳は「健全な議論」を交わし、バイデン氏は、中国がバイデン氏の前任者であるドナルド・トランプ氏と交渉した貿易協定の約束を果たすことの重要性を強調したと、米政府高官は後に述べています。

中国は、米国の商品やサービスを2,000億ドル以上購入するという公約に遅れをとっているが、中国政府関係者によると、習近平はバイデンに、この問題を政治的に扱わないようにすることが重要であると伝えたといいます。

両首脳はまた、世界のエネルギー供給に対処するための方策についても話し合い、習氏は米国のビジネス関係者が中国に来るための「ファストトラック・レーン」をアップグレードすることに同意した模様です。

2月に開催される北京冬季オリンピックに米国がホワイトハウスの特使を派遣するかどうかという争点については議題になかったと米当局者は述べています。

台湾へのレッドラインの問題

台湾をめぐっては、依然として大きな違いがあることが今回の会談で明らかになりました。

バイデン氏は、米国が台北ではなく北京を公式に認める「一つの中国」政策を長年にわたって支持してきたことを改めて表明する一方で、「現状を変更したり、台湾海峡の平和と安定を損なったりする一方的な取り組みに強く反対する」と述べたとホワイトハウスは発表しています。

新華社によると、習近平は、

「独立を求める台湾の人々やその支持者である米国の人々は火遊びをしている。中国は忍耐強く、大きな誠意と努力をもって平和的統一を求めているが、もし台湾の分離独立派が挑発したり、レッドラインを越えたりすれば、断固とした措置を取らなければならないだろう」

と述べています。

米国政府関係者は、バイデンは「非常に明確な懸念」を示したものの、台湾に関しては「新たに確立されたものは何もなかった」と述べています。

習近平は、国際システムの中で台湾の居場所を増やそうとするワシントンの行動に反発しており、バイデンが最近、特定のケースでは米国が台湾を防衛すると発言したことも緊張を高めています。

中国は台湾を自国の領土と主張しており、必要であれば武力で台湾を中国の支配下に置くと宣言しています。

台湾の外務省は、今回の会談を受けて、中国が台湾海峡の平和を維持するための「共通の責任」を担い、対話を通じて相違点を解決することを望んでいると述べました。

バイデンは、チベット、香港、新疆ウイグル自治区への対応など、中国が国内問題と考えている、これらの問題は海外の人権団体から頻繁に非難を受けていることの問題を提起したとのことです。

バイデンと習氏は、バイデンが大統領に就任して以来、直接会って話をしたことはなく、前回は9月に電話で話しただけでした。ホワイトハウスの会議室に設置された大型スクリーンに中国の国家主席が映し出されると、米国の大統領は満面の笑みを浮かべたそうです。

シンガポールのOCBC:華僑銀行のエコノミスト、ウェリアン・ウィラント氏は、会談中に「少なくとも彼らは話し合っている。具体的な結果が出るか出ないかについては、世界の市場ではそれが主な期待となっているようだ」と書いています。

以上。

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