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ニューズマックス「トランプ前大統領、2020年の選挙で敗北したにもかかわらず、巨大な資金調達力を持ち続けていることが、選挙資金の記録から明らかになった」

Photo 出典元 (Scott Olson/Getty Images)

米国時間10月30日

by チャールズ・キム
Charles Kim

日本語解説:WAU

トランプ前大統領、2020年の選挙で敗北したにもかかわらず、巨大な資金調達力を持ち続けていることが、選挙資金の記録から明らかになった

連邦選挙委員会によると、トランプ氏のセーブ・アメリカ・政治活動委員は、6月30日時点で9,000万ドル以上の現金を持っていたと報告しています。

ワシントン・ポスト紙は、2016年と2020年の選挙でもやったようにテキストや電子メールなどを使って、トランプ氏は1週間に100万ドル以上の資金を着実に調達していると伝えています。

トランプ前大統領時代のスポークスマンであった、テイラー・ブドウィッチ氏は、ポスト紙への声明で、

「トランプ氏の組織は、アメリカを第一に考えることでアメリカを救うことを約束する候補者を特定し、支援するために存在します。トランプ大統領の努力は議論の余地がありません。『セーブ・アメリカ』はトランプ大統領の主要な政治的手段としての役割を果たし続け、彼に代わってMAGA運動のために全国で前例のないレベルの成功をお届けします。」

と、声明の中で述べています。

テイラー・ブドウィッチ氏

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連邦選挙委員会の報告書によると、共和党全国委員会は9月30日時点で約7,000万ドルの現金を保有しており、民主党議会キャンペーン委員会は同日時点で6,200万ドル以上を保有しているとなっています。

ポスト紙は、「トランプ氏は、2024年の大統領選に向けて、複数の政治行動委員会からの資金を直接使用することを禁じられているが、2022年の選挙期間中に、彼と同じアジェンダを持つ他の共和党候補者に資金を提供することは可能だ」と述べています。

トランプ氏は、2024年の大統領選への出馬を正式には発表していませんが、その場合、再選レースに敗れた後に出馬した大統領としては、ハーバート・フーバー氏に次いで史上2人目となります。

9月11日、トランプ氏はポスト紙のインタビューで、再び大統領候補になるかどうかを尋ねられ、

「率直に言って、馬鹿げている選挙資金調達法の観点から、まだその話をするべきではない。しかし、私が当選すれば、あなたは幸せになると思います。そのように言わせてください」

と答えています。

トランプ氏の軍資金が増える一方で、民主党のジョー・バイデン大統領は、継続するコロナ問題、サプライチェーンの危機、インフレに加え、毎月記録的な数の不法移民が国境を越えることに対処しようとしているため、政権発足から9ヶ月の間に支持率が急落しています。

以上。

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