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FOX NEWS「亡命中のアフガニスタン大統領の娘が、混乱の中、ニューヨークを散策」

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8月22日FOX NEWS
by エミリー・クレーン
Emily Crane
New York Post政治レポーター

by タマー・ラピン
Tamar Lapin
New York Postレポーター

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日本語訳・解説:WAU

「亡命中のアフガニスタン大統領の娘が、混乱の中、ニューヨークを散策」

Daughter of exiled Afghan President Ghani strolls in NYC amid chaos

亡命中のアフガニスタンのアシュラフ・ガーニ大統領の娘が、今週、ニューヨークを散歩しているところを目撃されましたが、その背景には、カブール避難における米国の死と混乱があります。

タリバンに占領され、父が国と国民を見捨てた数日後の19日水曜日の午後、マリアム・ガーニ(42歳)は女性の友人とブルックリンに出かけました。

アシュラフ・ガーニ大統領

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マリアム・ガーニ

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クリントン・ヒルにある高級コーポに住むビジュアル・アーティストで映像作家の彼女は、マスクを握りしめながら歩道を歩き、友人と談笑していました。

また、72歳の父親が亡命先のアラブ首長国連邦で再会したことも、彼女の目撃情報につながりました。

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アラブ首長国連邦の外務省は、「人道的な理由」でアフガニスタンの指導者を迎え入れたことを認めました。

カブールのロシア大使館によると、ガーニ氏は日曜日に側近たちと一緒に大統領官邸を抜け出し、車4台と現金を満載したヘリコプターで逃走したといいます。

一部の報道では、彼はウズベキスタン、タジキスタン、オマーンなどの近隣諸国に逃亡したとされていました。

ガーニ氏の娘は、前日にアパートの外でポスト紙が取材した際、質問に答えようとしなかったようです。

ブルックリンで生まれ、メリーランド州郊外で育ったマリアム・ガーニ氏が、逃亡後に父親と連絡を取っているかどうかは不明です。

タリバンがアフガニスタンを制圧した翌日の月曜日に、マリアムはInstagramに、「アフガニスタンに残された家族、友人、同僚のために、怒り、悲しみ、ひどく恐れている」とコメントを投稿し、「彼らのためにできることを何でもしようと思っている」と付け加えました。

暴力と混乱に彩られた不手際な撤退劇の中で、かつてアメリカのために働いていた8万人ものアメリカ人とアフガニスタン人が、まだカブールから避難する必要があります。

5日前にタリバンがアフガニスタンを制圧して以来、アメリカはカブールから7,000人を避難させましたが、まだ6万人から8万人の避難が必要だといいます。

父親が2002年からアフガニスタン政府で働いている間、マリアム・ガーニ氏はニューヨーク大学スクール・オブ・ビジュアル・アーツで学んだ後、ここアメリカで芸術と教育のキャリアをスタートさせていました。

その後、彼女の作品は、ニューヨークのグッゲンハイム美術館MOMA、ロンドンのテート・モダンなど、世界で最も有名な美術館に展示されています。2018年には、バーモント州のベニントン・カレッジの教授陣に加わりました。

彼女の初の長編ドキュメンタリー「What We Left Unfinished」は、アフガニスタンの共産主義時代に開始されて放置された5つの映画についてのもので、現在一部の劇場で上映されています。

What We Left Unfinished:トレーラー from マリアム・ガーニ on Vimeo.

以上。

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翻訳者からのコメント:
ここまで読み進めていただいた貴重なお時間に心から感謝いたします。

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