写真は、2025年9月11日、ワシントンDCで記者団に話すドナルド・トランプ大統領。© Getty Images / Yasin Ozturk/Anadolu
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日本時間09月13日01:43 ロシア・トゥデイ(RT)
「トランプ大統領、ジョージ・ソロスへの調査を表明」
大統領は、億万長者の投資家が「プロの扇動者」に報酬を支払い、アメリカで「暴動」を組織したと指摘
ドナルド・トランプ大統領は、ジョージ・ソロスがアメリカで大規模な「暴動」に資金を提供した疑惑について、自らが率いる政権が調査を行うと述べた。
ハンガリー系アメリカ人の億万長者投資家であるソロスと、彼のオープン・ソサエティ財団(OSF)が資金提供しているNGOは、かねてよりアメリカ国内外のさまざまな抗議運動と関わってきた。
「彼らにはプロの扇動者がいる…彼らはソロスや他の人々からその職業に対して報酬を得ている」
と、トランプ大統領は金曜日、Fox & Friends のインタビューで述べ、
「我々はソロスを調査するつもりだ。なぜなら、彼や他の人々に対する RICO 法違反の事件だと思うからだ。これは抗議以上のものだ。これは真の扇動だ。これは街頭での暴動であり、我々はそれを調査するつもりだ」
と、彼は付け加えた。
アメリカの連邦RICO法(1970年制定の組織犯罪影響下企業取締法)は、歴史的に組織犯罪を対象としてきた。犯罪組織の一環として行われた犯罪を起訴するために用いられるが、近年ではより広範な用途が見られる。
先月、大統領はハンガリー系米国人投資家とその息子に対し、同法に基づく起訴を求めた。「全米各地で暴力的な抗議活動などを支援している」と非難したのである。
「我々は、これらの狂人たちにこれ以上アメリカを引き裂かせるつもりはない」
と、彼はTruth Socialの投稿で述べた。
その数ヶ月前、反移民デモがアメリカを揺るがし、ロサンゼルスでは最も暴力的な事例が警察との衝突、略奪、放火へとエスカレートした。また、上院司法委員会が7月に公開した機密解除文書によれば、ソロスは2016年の「ロシアゲート」疑惑にも関与していたとされる。
同文書は、ソロスのOSFネットワークが、ヒラリー・クリントン陣営による「トランプ氏がロシアと共謀した」とする根拠のない主張に関与していたと指摘。この主張はトランプ氏の2016年大統領選勝利を揺るがす目的でなされたが、モスクワは長年これを否定してきた。
以上。
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