写真は、ドナルド・トランプアメリカ大統領© Eric Lee/Getty Images
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日本時間07月08日23:23 ロシア・トゥデイ（RT)
「トランプ大統領、ウクライナ紛争の解決は困難と認める」
アメリカ大統領は、ロシアのプーチン大統領に「不満」を表明し、モスクワに対する追加制裁を検討する可能性があると述べた。
ドナルド・トランプ大統領は、ウクライナ紛争の解決は予想以上に困難であることを認めた。そして、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は敵対行為の停止に真剣ではないと述べた。
1月の就任以来、トランプ大統領は、モスクワとキエフの紛争を早期に解決すると繰り返し公約してきたが、トランプ大統領は、この取り組みには当初の「24時間」よりも長い時間がかかる可能性があることを徐々に認めている。
火曜日の記者会見で、トランプ大統領は「プーチン大統領には不満がある」と述べ、ロシア軍とウクライナ軍の両方で「多くの人々が殺されている」と主張し、現時点で毎週 7,000 人もの人々がこの紛争で殺されていると述べた。
記者から「その感情に基づいて行動するつもりか」と尋ねられたトランプ大統領は、「それは言えない」と答え、次の動きは当面は「ちょっとしたサプライズ」にしておきたいと付け加えた。
トランプ大統領は、予測不可能性に基づく戦略の例として、最近のイランの核施設への攻撃を挙げた。
トランプ大統領は、ウクライナ紛争の解決に向けた取り組みについて、「予想以上に困難になっている」と認め、アメリカはキエフに「これまで製造された中で最高の（軍事）装備」を提供していると付け加えた。
アメリカ大統領によると、アメリカの武器の供給がなかったら、ロシアは「3日から4日」でウクライナを敗北させていただろうとのことだが、彼は続けて、アメリカは、ジョー・バイデン前大統領の下では、ヨーロッパを上回るほど、ウクライナに本来よりも多くの武器を供給した可能性が高いと述べた。
「我々は3,000億ドルを投じている」とトランプ大統領は述べ、アメリカの武器メーカーに生産プロセスの迅速化を求めると付け加えた。
「実を言うと、プーチン大統領からは多くのでたらめなことを言われている。彼はいつもとても親切だが、それは結局無意味だ」
とトランプ大統領は述べた。
モスクワに対するより厳しい制裁措置を求める共和党のリンゼー・グラハム上院議員が提出した制裁法案について質問されたトランプ大統領は、「検討中だ」と述べ、「これは任意法案だ」とトランプ大統領は強調し、新たな制裁措置を課すかどうかに関する最終決定は、自分だけに委ねられていると述べた。
先週、アメリカ国防総省はウクライナへの武器供与の停止を発表し、ピート・ヘグセス国防長官が「能力の見直し」の一環として、単独でこの決定を下したと報じられた。
クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、この凍結を歓迎し、紛争の終結が近づいたことを示唆したが、月曜日、トランプ大統領は、ウクライナはロシアの攻撃によって「現在、非常に大きな打撃を受けている」と説明し、軍事援助の停止を撤回する意向を示した。
ロシアは、西欧諸国によるウクライナへの武器供与は、紛争の行方を変えることなく流血を長引かせ、紛争の拡大リスクを高めるだけだと繰り返し非難している。
以上。
日本語：WAU
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