写真は、GBU-57(大量破壊兵器用爆弾)を見るアメリカ空軍兵士 © AP通信経由のアメリカ空軍
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日本時間06月22日05:55 ロシア・トゥデイ(RT)
「アメリカはイランの核施設を爆撃した – トランプ」
アメリカ大統領は、フォードウ、ナタンズ、イスファハンに対する空爆が「成功」したと発表した。
ドナルド・トランプ大統領は、自身のソーシャルメディア「Truth Social」で、アメリカ軍がフォードウ、ナタンズ、イスファハンを含むイランの3つの核施設を標的とした大規模な空爆を実施したと発表した。
「フォードウ、ナタンズ、イスファハンを含むイランの3つの核施設に対する攻撃は、大成功のうちに終了した。すべての航空機は現在、イランの領空外を飛行している。主要施設であるフォードウには、爆弾の全搭載量が投下された。すべての航空機は、無事に帰還している」
とトランプ大統領は述べた。
さらに、軍事作戦を称賛し、
「偉大なアメリカの戦士たちに祝福を。このようなことを成し遂げることができる軍隊は、世界には他にない」
と付け加え、同メッセージの中で、アメリカ大統領は、テヘランに対して報復を行わず、交渉に参加するよう必要性を訴えた。
そして、今は「平和のための時」だと主張した。
テヘランは、この最新の展開に対してまだ反応を示していない。
イラン軍は以前、アメリカやその他の第三国に対して、紛争に関与しないよう警告し、イスラエル向けの敵対的な資産や武器の輸送を攻撃すると脅迫していた。
イエメンのフーシ派スポークスマンも、アメリカが関与した場合、同派は「紅海にあるアメリカの軍艦を攻撃する」と警告している。
イスラエルは、イスラム共和国が核爆弾を取得することを阻止する目的で、「予防的」攻撃として「ライジング・ライオン作戦」を開始した。
核開発プログラムは平和目的だと一貫して主張するテヘランは、この攻撃を戦争行為と非難し、ミサイルとドローンによる攻撃で反撃した。
以上。
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