連邦議会議事堂警察の監察官による包括的な調査によると、警察官は指導者の判断ミスや装備の不備によって妨げられ、バリケードを破って連邦議会議事堂に侵入したデモ参加者に対応する準備ができていなかったことが判明しました。
また、法執行機関の人員も不足しており、簡単に圧倒されてしまいました。
104ページに及ぶ厳しい報告書によると、警察は「6日には議会そのものが標的になる」と明確に予告されていたといいます。
ペロシはこの問題にどこで関わっていたのでしょうか?
ペロシは、ワシントンD.C.の警視庁や州兵の強力なバックアップがなければ、暴力が横行するという悲惨な状況を描いた脅威を知っていたのでしょうか?
さらに悪いことに、彼女はその脅威の分析を無視し、より大きな保護部隊をなぜ積極的に阻止したのでしょうか?
暴徒を食い止めるために警官がより積極的な戦術を取らないように、誰が指示したのでしょうか?
例えば、国会議事堂警察のアキリーノ・ゴネルは、今週火曜日に恐ろしい証言をしています。
彼は何度も殴られ、死ぬかと思ったそうです。
「私たちは手と手を取り合って、一歩一歩進んでいきました」と彼は委員会に語りました。
下院のリーダーであるペロシ氏は潔白ではないのです。
諜報活動の失敗や議事堂のセキュリティシステムの機能不全は、恥ずかしいほどのリーダーシップの欠如を示しています。
しかし、ペロシは自分の責任に関わる不都合な質問を避けるために慎重に行動してきました。
自分の責任を追及されるとなると、夜も眠れないほどの恐怖に襲われるでしょう。
ペロシ氏が超党派の委員会を拒否し、根っからのトランプ嫌いで委員会を固めたのはまさにこのためです。
ペロシ委員長のおべっか使いたちは、トランプ氏を非難し、自分たちのボスの名誉を傷つける可能性のある調査項目を目立たないようにしていたのです。
ミシシッピ州のベニー・トンプソン委員長は、自分たちの委員会が絶対にそうならないように明確にしました。
監察官は議会に、このひどいセキュリティの失敗を調査するよう懇願していますが、ペロシはそれを受け入れません。
おそらくペロシは、自分の無能さ(あるいは悪意)が誰の目にも明らかになることを恐れているのでしょう。
そうなると、1月6日の悲劇的な出来事を2022年の選挙で共和党に対する政治的な棍棒として利用したいという彼女の根底にある願望がどうしても薄れてしまうのです。
私は、ほとんどのアメリカ人がペロシの見せかけを見抜くと思います。
1月6日に起きた恐ろしい出来事をめぐる膨大な情報が、ペロシのリーダーシップによって検証されることはないのです。
私は、すべてのアメリカ人に、マーク・トウェインのように、立ち止まって考えてみることを勧めたいのです。
以上。
WAU MEDIA翻訳者コメント:
ここまで読み進めていただいた貴重なお時間に心から感謝いたします。
今回のグレッグ・ジャレット氏の意見記事を読んでみて、改めて、アメリカの「悲劇」を自分に直接関係があるかのように感じ取ることができました。愛国心のあるアメリカ人にとっては、毎日がほんとうに辛いでしょうね。
記事の命題となった、「1月6日に起こった議事堂襲撃事件の調査委員会でのペロシのシナリオ」に関して、「アメリカ人のほとんどが『茶番』であることを知っている」とジャレット氏は表現しています。
私もこの「第一回目の下院調査委員会の公聴会」の動画を見ましたが、証言者の多くが「鼻水をすすりながら、涙が出るのを我慢するように」証言していたのが印象的でした。
同時にジャレット氏の表現する意味が分かりました。
ナンシーペロシ下院議長は、今年の3月に80歳になったようです・・・to be continued