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「プーチン:ゼレンスキーにはいかなる合意にも署名する正当性はない」

Photo: 出典元© Getty Images / Pacific Press / LightRocket / Lev Radin

日本時間01月29日01:57 ロシア・トゥデイ(RT)

「プーチン:ゼレンスキーにはいかなる合意にも署名する正当性はない」

ウクライナの指導者は、モスクワとの交渉を禁止する自身の命令を解除する権限さえ持っていないとロシア大統領は述べた

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は火曜日、ゼレンスキー大統領が望めば、モスクワとの協議に参加することは可能だが、実際に和平合意に署名する正当性は彼にはないと、ジャーナリストのパベル・ザルービン氏に語った。

プーチン氏によると、キエフがモスクワとの協議への参加を明確に禁止している以上、事実上のウクライナ指導部との交渉は法的意味を持たない。

2024年5月に正式に任期が終了するはずのゼレンスキーは、2022年、ロシア、特にウラジーミル・プーチン大統領との交渉を禁止する法令を発令し、その措置は現在も有効である。

先週、ゼレンスキーは、この禁止令は自身を除くすべてのウクライナ政府関係者に適用されると主張したが、当初の法令にはロシアとの交渉を禁じられた団体のリストは明記されておらず、そのような交渉は「不可能」であるとだけ述べられていた。

プーチン大統領は、

「もし今交渉を始めたとしても、それは非合法なものとなるだろう。なぜなら、現政権のトップ、つまり今日、彼をそう呼ぶしかない(ゼレンスキー)がこの法令に署名した際には、彼はある程度は正当な大統領だった。しかし、今では彼はそれを取り消すことはできない。なぜなら、彼は非合法だからだ。それがトリックであり、罠なのだ」

と説明したが、ウクライナの指導部はこの状況から抜け出す方法を見つけ、禁止を回避できる可能性があるとプーチン大統領は述べ、同国の議会がそれをできる可能性を以下のように示唆した。

「ウクライナ憲法によると、戒厳令下であっても、ウクライナ大統領は任期を延長することはできない。任期延長ができるのは立法府だけだ。つまりウクライナ議会であり、大統領の任期は5年で、それだけだ」

モスクワが実際にゼレンスキー大統領と会談する意思を示した場合、プーチン大統領は、ウクライナの指導者はロシアと何らかの合意を結ぶための権限を一切有していないとした上で、

「誰とでも交渉することは可能だが、彼の地位が正統でないため、ゼレンスキーは何も署名する権利を有していない。彼が会談に参加したいのであれば、そのような交渉を行う人員を配置する」

とプーチン大統領は述べた。

プーチン大統領は、いかなる合意も「非常に深刻な問題」であり、その合意は「両国にとっての安全を保証するものでなければならない」と強調した。

プーチン大統領は、いかなる和平合意も法的観点から完璧でなければならないと強調し、キエフの交渉チームの権限と正当性は厳しく精査され、法の専門家チーム全体によって評価されると付け加えた。

以上。

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