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「習近平、軍の大改革を発表」新しい陸軍情報支援部隊は現代の戦争に勝つために役立つと述べた。

写真は、中国の習近平国家主席@Greg Bowker – Pool / Getty Images

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日本時間04月20日18:36 ロシア・トゥデイ(RT)

現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争、及びイスラエルとハマスとの戦争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。

しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。

したがって、ウクライナ紛争と、中東の戦争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。

注意:以下のニュース内では、米国を「アメリカ」と表現し、英国を「イギリス」と表現しています。なぜなら、アメリカは「米の国」ではなく、「英国」はイギリスは人なみすぐれた者の国であると言う意図があるからです。

「習近平、軍の大改革を発表」

新しい陸軍情報支援部隊は現代の戦争に勝つために役立つと述べる

中国の習近平国家主席は軍の大幅な刷新を発表し、ハイブリッド戦争への対処を担う陸軍情報支援部隊を新設することを明らかにした。

この発表は、金曜日に北京で行なわれた式典で行なわれた。

習近平は、中国は現代における軍隊の発展を優先し、改革、科学、新たな才能によってその能力を高めなければならないと述べた。

習近平国家主席は、陸軍に新設された部隊を、情報システム・ネットワークの調整と活用に不可欠な支援を提供する『戦略的部隊』と表現し、

「我が軍の質の高い発展を促進し、現代の戦争に勝利する上で重要な役割を果たすために、大きな責任を負っている」

と述べた。

畢毅大将が新軍部の司令官に、李偉大将が政治委員に任命された。

人民解放軍では、総司令官は副司令官の役割を果たし、主に管理業務と政治教育を担当する。

習近平はまた、情報保護を強化するだけでなく、「情報主導と共同勝利、円滑な情報リンク、統合された情報資源」を堅持することが重要だと指摘した。

一方、北京は2015年に創設された戦略支援部隊を解散した。

この部隊は、宇宙、サイバー、政治、電子戦における中国の専門知識を強化し、「情報化された紛争」での戦闘を支援するために創設された。

この改革について、国防省の呉泉報道官は、

「中国は現在、陸軍、海軍、空軍、ロケット軍の4つの軍事サービスと、航空宇宙軍、サイバースペース軍、情報支援軍、統合兵站支援軍の4つの軍を有している」

と述べた。

ブルームバーグが2015年以来最大と評した今回の軍改革は、12月にロケット軍に所属していた4人を含む9人の軍幹部が国会で解任されたことに続くもので、10月に李尚武前国防長官が解任された後でもある。

北京はこれらの配置転換について何の説明もしなかったが、西側メディアの報道によれば、李氏は汚職の疑いで調査を受けていたようだ。

中国は、台湾をめぐる対立により近年激化しているアメリカとのライバル関係の中で、一貫して軍事力強化の措置をとってきた。

中国は自治領である台湾を自国の領土の一部とみなしているが、ワシントンは台北への軍事装備の売却を承認しており、ジョー・バイデン大統領は北京の侵攻に備えて台湾を防衛することを約束している。

以上。

日本語:WAU

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