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イエメンの武装集団フーシ派が『複雑な』ミサイル攻撃を開始。アメリカ海軍がミサイルを撃墜

写真は、紅海でのアメリカ誘導ミサイル駆逐艦(2023年5月1日) © US Africa Command

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日本時間01月10日11:50 ロシア・トゥデイ(RT)

現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。

しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。

したがって、ウクライナ紛争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。

注意:以下のニュース内では、米国を「アメリカ」と表現し、英国を「イギリス」と表現しています。なぜなら、アメリカは「米の国」ではなく、「英国」はイギリスは人なみすぐれた者の国であると言う意図があるからです。

イエメンの武装集団フーシ派が『複雑な』ミサイル攻撃を開始

アメリカ海軍がミサイルを撃墜

イエメンの武装集団フーシ派は、紅海の航路に向けて数十発のミサイルとドローンを発射し、これまでで最大規模の攻撃を仕掛けてきた。

アメリカ国防総省はこの攻撃を「複雑な」作戦と呼んでいるが、攻撃を撃退したと主張している。

中東と中央アジアでの作戦を監督するアメリカ中央軍(CENTCOM)は火曜日、攻撃未遂を発表し、複数の対艦ミサイルと無人機が「イエメンのフーシ支配地域から紅海南部に向けて」発射されたと述べた。

一方向攻撃の無人機18機、巡航ミサイル2発、弾道ミサイル1発が、アメリカのF-18とこの地域に駐留する多数のアメリカとイギリスの軍艦によって撃墜された、とCENTCOMは続け、「負傷者や被害は報告されていない」と付け加えた。

アメリカ軍司令部によれば、ミサイルとドローンによる攻撃は、11月19日以来、紅海の商業航路に対するフーシ派の26回目の攻撃となった。

イエメンの大部分を支配する武装集団は、昨年末のハマスのテロ攻撃に対するイスラエルのガザ攻撃を受け、作戦を強化すると宣言していた。

フーシ派は11月、イスラエルによるガザへの報復攻撃を受けて、

「イスラエルの敵に属する船、またはそれと取引する船はすべて合法的な標的になる」

と宣言し、その後、戦闘員がユダヤ国家とつながっているとされる船を拿捕する劇的な映像を公開した。

その後の報道によると、この船は日本企業によって運航され、バハマの船籍を持ち、国際的な乗組員を乗せていたが、一部はイスラエルの実業家ラミ・ウンガーが所有していた。

CNNが引用したアメリカ軍情報筋は、3隻のアメリカ駆逐艦が火曜日にフーシのミサイルを無力化するのに貢献したことを確認したが、撃墜されたミサイルの総数は24発だったとしている。

これらのミサイルが同時に発射されたのか、同じ場所から発射されたのかはまだ不明だが、ある匿名の政府関係者は、詳細が明らかになり次第共有すると述べた。

フーシ派は今回の攻撃についてまだ正式な声明を出していないが、匿名の軍関係者がアルジャジーラに語ったところによると、

「フーシ派は紅海でイスラエルとつながりのある船を標的にした」

という。

紅海はこの地域の石油製品の主要な中継地として機能しており、世界の石油貿易の10%近くと推定1兆ドルの物資が毎年狭いバブ・エル・マンデブ海峡を通過する。

以上。

日本語:WAU

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