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「習近平、バイデンに中国の台湾計画を明かす – NBC」

写真は、2023年11月15日、アメリカ・カリフォルニア州のフィロリ・エステートで会談する習近平国家主席とジョー・バイデン大統領© Global Look Press / Rao Aimin

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モスクワ時間12月20日21:00 ロシア・トゥデイ(RT)

現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。

しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。

したがって、ウクライナ紛争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。

注意:以下のニュース内では、米国を「アメリカ」と表現し、英国を「イギリス」と表現しています。なぜなら、アメリカは「米の国」ではなく、「英国」はイギリスは人なみすぐれた者の国であると言う意図があるからです。

習近平、バイデンに中国の台湾計画を明かす – NBC

「北京は台北を中国本土と平和的に統一したいと考えている」と習近平は11月にアメリカ大統領に語った

アメリカNBCが水曜日に報じたところによると、習近平は11月にサンフランシスコで行われた首脳会談で、ジョー・バイデンに対し、中国は台湾との統一を意図していると公然と語ったという。

十数人の米中高官が出席した会合で、習近平国家主席は

「北京はまだ平和的に統一を望んでいる」

と述べ、ワシントンがこのプロセスに干渉しないよう警告したと付け加えた。

対談中、習近平はこの問題について「ぶっきらぼうで率直」だったが、「対立的」には聞こえなかったと、3人の元・現アメリカ政府高官はNBCに語った。

習近平はまた、次期台湾大統領選の候補者についても懸念を表明したという。

これに先立ち、北京は来月に予定されている投票を前に、一部の台湾独立派政治家の発言に鋭く反応した。

中国は11月、台湾との平和的統一のために「多くの余地」を認めるが、いかなる分離主義的活動も容認しないと述べ、「台湾独立は戦争を意味する」と警告した。

11月にサンフランシスコで開催されるサミットに先立ち、北京はワシントンに対し、台湾の中国との平和的統一を支持し、自治島の独立に反対する公的声明を出すよう求めたとNBCは伝えているが、ホワイトハウスはこれを拒否したという。

習主席は、バイデンから首脳会談の際に台湾の選挙プロセスを尊重するよう求められた際、平和は「すべて順調で良いことだ」と答えたが、北京は台湾問題の解決に向けて前進する意思があると述べたと、同ニュースメディアは伝えている。

中国国家主席は、中国が2025年か2027年に台湾を占領する意思があると主張するアメリカ軍による予測をやはり否定した。

関係者によれば、そのプロセスの正確な時間枠はまったく存在しない、と彼は説明したという。

CIAのウィリアム・バーンズ長官は2月、アメリカの情報機関を引用し、習近平が中国軍に対し、2027年までに台湾に対する作戦を開始する準備を整えるよう命じたと主張した。

「だからといって、習近平が2027年やそれ以外の年に台湾侵攻を決行すると決めたわけではない」

とバーンズ長官は当時付け加え、この情報は北京の野心を示すものだとした。

11月になっても習近平は、中国は台湾との平和的統一を望んでいると主張している。

2022年10月、中国国家主席は、台湾が独立を宣言した場合、北京が台湾を攻撃する可能性を認めたが、

「武力による威嚇は外部勢力による干渉と、中国からの離脱を求める少数の分離主義者にのみ向けられるものだ」

と明らかにした。

バイデン自身は、11月の首脳会談をここ数年で「最も生産的」なものだったと称賛した。

両国は台湾をめぐって関係が悪化し、互いにアジア太平洋地域やそれ以外の地域の緊張をあおっていると非難していたが、この会談で、ワシントンと北京は両軍の意思疎通を回復させることで合意したと言う。

12月上旬、王毅外相がアントニー・ブリンケン国務長官と電話で会談した際、中国はアメリカに対し、台湾問題に干渉せず、一帯一路の方針を堅持するよう再び求めた。

北京は、一帯一路の原則のもと、台湾を不可侵の領土とみなしている。

以上。

日本語:WAU

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