Extra ニュース

「イスラエル・ネタニヤフ首相、国民に『長く困難な』戦争に備えるよう伝える」ハマスとの戦いをイスラエルの「第二の独立戦争」と表現

写真は、イスラエル・テルアビブのキリヤ軍事基地で、ヨアヴ・ギャラント国防相、ベニー・ガンツ閣僚とともに記者会見するイスラエルのネタニヤフ首相(2023年10月28日撮影) © Abir Sultan / Pool Photo via AP

Photo 出典元

日本時間10月29日09:20 ロシア・トゥデイ(RT)

現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。

しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。

したがって、ウクライナ紛争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。

注意:以下のニュース内では、米国を「アメリカ」と表現し、英国を「イギリス」と表現しています。なぜなら、アメリカは「米の国」ではなく、「英国」はイギリスは人なみすぐれた者の国であると言う意図があるからです。

「イスラエル・ネタニヤフ首相、国民に『長く困難な』戦争に備えるよう伝える」

首相はハマスとの戦いをイスラエルの「第二の独立戦争」と表現

ベンヤミン・ネタニヤフ首相は土曜日の夜、テレビ演説で、イスラエル軍はガザのハマス過激派に対する戦争の「第2段階」を開始したと述べ、国民に対し、今後の長い闘いに備えるよう警告した。

「戦争の最初の数週間、我々は大規模な空爆を行い、敵に深刻な打撃を与えた…我々は多くのテロリストを排除した」

と首相は演説で述べた。

ハマスが支配するパレスチナ自治区の保健省は日曜日未明、

「イスラエルの空爆による3週間で、ガザでの死者は8000人を超えた」

とAFP通信に語った。

死傷者のうち何人が実際の戦闘員であったかはまだ不明である。

ネタニヤフ首相は、

「しかし、我々はまだ道の始まりにすぎない。ガザ地区内での戦いは困難で長いものになるだろう。これはわれわれの第二の独立戦争だ。これはわれわれの使命であり、人生の目的である」

と語った。

イスラエル国防軍(IDF)の作戦拡大は、ハマス過激派がユダヤ人国家に奇襲攻撃を仕掛け、イスラエルの町や都市にロケット弾を打ち込み、ガザ国境付近の入植地を襲撃してから約3週間後のことだ。

イスラエル当局によれば、戦争が始まって以来、およそ1,400人のイスラエル人が殺され、200人以上が人質になったという。

「昨夜、追加の地上部隊がガザに入り、戦争の第2段階が始まった。その目的は、ハマスの軍事・政治能力を破壊し、誘拐された市民を取り戻すことだ」

とネタニヤフ首相は述べた。

イスラエル軍の戦闘機は、金曜と土曜の夜通しガザを空爆し、地上部隊と装甲車がパレスチナ自治区に侵攻した。

しかし、現在進行中の「拡大」地上作戦に続いて、より大規模な侵攻が行われるかどうかは不明だ。

本格的な侵攻はイスラエルに多くの犠牲者を出し、レバノンのヒズボラなど他の地域プレイヤーとのエスカレーションの引き金になる懸念がある。

ヨアヴ・ギャラント国防相は土曜日に、イスラエルは「戦争において新たな段階に移行した」と述べ、

「ガザでの地上作戦は、新たな命令が下されるまで継続する」

と付け加えた。

日本語:WAU

以上。

「ロシア・トゥデイ(RT)について」

「RT(ロシア・トゥデイ)」は、ロシア連邦予算からの公的資金によって運営される、自律的で非営利団体です。2005年に最初の国際ニュースチャンネルを開設して以来、現在では、9つのテレビチャンネルによる24時間体制のグローバルなニュースネットワーク、6つの言語で提供されるデジタルプラットフォーム、姉妹ニュースエージェンシーであるRUPTLYを含む、多岐にわたるメディアプラットフォームを展開しています。

RTは、5大陸、100カ国以上で視聴可能であり、メインストリームメディアが取り上げないストーリーや、時事問題に対する新たな視点、ロシアのグローバルイベントに対する独自の視点を提供しています。2021年1月現在、RTのウェブサイトは月間アクセス数が1億5000万以上となり、2020年には世界のTVニュースネットワークとして初めて、YouTubeのチャンネル全体で100億ビューを達成しました。

WAU MEDIAからのコメント: ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます。この記事についてのご意見やご感想をお聞かせいただけますと幸いです。コメント欄は下記にございます。

日本語訳について

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です