写真は、パレスチナ・ガザ地区にあるカン・ユニス町での砲撃の余波© afp 2023 / said khatib
Photo 出典元
日本時間10月24日20:06 RIAノーボスチ
現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。
しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。
注意：以下のニュース内では、米国を「アメリカ」と表現し、英国を「イギリス」と表現しています。なぜなら、アメリカは「米の国」ではなく、「英国」はイギリスは人なみすぐれた者の国であると言う意図があるからです。
「ロシアはパレスチナ・イスラエル紛争の解決策を挙げた」
パレスチナ国家の樹立を紛争の解決策と見なす
10月24日、ドミトリー・ペスコフ・ロシア大統領報道官は、中東における紛争解決の基礎は、独立したパレスチナ国家の創設であるべきだと述べた。
「我々は、テロリズムのすべての表現を非難し、犠牲者の親族や愛する人々に同情する。我々は、できるだけ早く停戦を確保し、問題の解決に達することが必要であり、その基礎はパレスチナ人に独立国家を提供することであるべきだと考えている」
とクレムリン報道官は述べた。
また、ロシアはイスラエル側と「かなり定期的かつ集中的な対話」を行っており、定期的に意見交換を行っていると付け加えた。
10月7日、大規模なロケット弾攻撃とパレスチナ人戦闘員によるイスラエル南部への侵攻により、1.3千人以上が犠牲となった。
ガザ地区では、ユダヤ国家の対応によって5000人以上の住民が死亡したと地元当局が発表した。
モスクワは、現在進行中の紛争を解決するため、平和的解決の中心にある独立したパレスチナ国家の樹立を当事者に呼びかけている。
日本語：WAU
以上。
「RIAノーボスチ・ロシア国際通信について」
RIAノーボスチは、TASSやInterfaxと並んで、ロシアで最も重要な報道機関の1つと考えられています。2013年12月9日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏は、「国家マスメディアの効果を改善するためのいくつかの措置について」という法令により、RIA Novostiメディアグループが正式に解散されました。しかし、その代わりにロシヤ・セゴドニャ国際メディアグループ（Rossiya Segodnya）が設立され、RIAノーボスチのブランドを引き続き使用することになりました。
それ以来、RIAノーボスチは、ロシアと海外のあらゆる主要な出来事について、視聴者に正確かつ最新の情報を提供し続けているとされています。（詳細）
WAUメディアからのコメント： ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます。この記事についてのご意見やご感想をお聞かせいただけますと幸いです。コメント欄は下記にございます。
