写真は、2023年10月7日、パレスチナ武装勢力がガザ地区から発射したロケット弾により損壊したテルアビブのビル© Jack Guez / AFP
ハマスとイスラエルの敵対行為にパキスタンが介入
イスラマバードは停戦を呼びかけ、パレスチナへの支持を表明した。
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日本時間10月08日10:35 ロシア・トゥデイ(RT)
現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。
しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。
注意:以下のニュース内では、米国を「アメリカ」と表現し、英国を「イギリス」と表現しています。なぜなら、アメリカは「米の国」ではなく、「英国」はイギリスは人なみすぐれた者の国であると言う意図があるからです。
「ハマスとイスラエルの敵対行為にパキスタンが介入」
イスラマバードは停戦を呼びかけるも、パレスチナへの支持を表明
パキスタンは、土曜日の朝に勃発したハマス過激派とイスラエルとの間の流血の即時停止を求めた。
同時にパキスタン高官は、イスラエルがパレスチナ人を「残虐化」していると非難した。
パキスタン外務省は声明の中で、
「我々は、エスカレートする事態がもたらす人的被害を懸念している」
と述べ、
「イスラマバードはイスラエルとパレスチナの2国家解答を一貫して求めてきた」
と付け加えた。
「実行可能で、主権があり、連続したパレスチナの国家は、1967年以前の国境線に基づいて設立されるべきである」
と同省は述べた。
パキスタンのアリフ・アルビ大統領は「即時停戦」を求め、日曜日にソーシャルメディアX(旧ツイッター)に、
「イスラエルによるパレスチナの権利と人々の簒奪と残虐行為を非難することなしには和平は達成できない」
と書き込んだ。
彼はさらに、イスラエルの「継続的な土地の併合」を非難した。
土曜日の朝、ハマスと他のパレスチナ武装勢力は、イスラエルの都市と軍の前哨基地を奇襲攻撃した。
イスラエル国防軍は、ロケット弾の乱射と地上からの侵攻に対し、ガザへの空爆で対抗した。
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、イスラエルは「戦争状態にある」と宣言し、ハマスが使用したすべての場所を「瓦礫と化す」と誓った。
双方の当局者によれば、300人近いイスラエル人と少なくとも232人のパレスチナ人が死亡したという。
日本語:WAU
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