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ロシア・トゥデイ(RT) 「米国、核兵器使用についてロシアに非公式に警告」

Photo 出典元© Getty Images / Michael Dunning

日本時間9月23日 17:49 ロシア・トゥデイ(RT)

「ロシア・トゥデイ(RT)について」

ロシア・トゥデイ(RT)は、ロシア連邦予算からの公的資金で運営されている、自律的な非営利団体です。2005年に最初の国際ニュースチャンネルを開設したRTは、現在、9つのテレビチャンネルでニュース、時事問題、ドキュメンタリーを放送する24時間体制のグローバルなニュースネットワークであり、6つの言語によるデジタルプラットフォームと、姉妹ニュースエージェンシーのRUPTLYを擁しています。

現在、RTは5大陸、100カ国以上で視聴可能です。主流メディアが見落としているストーリーをカバーし、時事問題に対する新たな視点を提供し、主要なグローバルイベントに対するロシアの視点を国際的な視聴者に伝えています。 2021年1月の時点で、RTのウェブサイトは合計で1億5000万以上の月間アクセス数を記録しています。2020年、RTは世界のTVニュースネットワークとして初めて、YouTubeのチャンネル全体で100億ビューを達成しています。

注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が注目されていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたNATO擁護側から発信されているもの に限られていると言ってよいでしょう(フェイクニュースも少なくありません)。

しかし、どのような紛争も、当事者両方の言い分を聞いて、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する方が賢明だと思います。 従って、この一連のウクライナ紛争のニュースに関しては、敢えて、ロシアやロシア制裁決議に中立を表明する 国のニュースソースを全面的に紹介しています。

「米国、核兵器使用についてロシアに非公式に警告」

ホワイトハウスからロシアへのメッセージは、ロシア政府に最悪の選択肢を抱かせるために意図的に曖昧にされている

日本語:WAU

米国は、ロシア政府がウクライナ紛争で核兵器を使用した場合、重大な結果を招くとロシアに内々に警告している、とワシントン・ポストが木曜日に報じた。

同メディアが引用した米国当局者によれば、ジョー・バイデン政権は、この問題に関するメッセージを意図的に曖昧にしておくことを選択したという。

ポスト紙の情報源は、核問題に関してロシア政府とのコミュニケーションがここ数ヶ月続いていると指摘した。

米国当局者は、誰がメッセージを伝えたのか、またその内容については言及を避けたが、これは「戦略的曖昧さ」を醸成し、ロシアが核兵器を配備した場合に米国がどのように対応するかをロシアに推測させることを意図していると報じられている。

一方、プーチン大統領が部分的な軍事動員を発表し、外部からの脅威に直面しているロシアの領土を守るために必要な「すべての手段」を使用すると約束した今週水曜日以降、ワシントンがロシアと連絡を取っていたかどうかも不明であると、同メディアは指摘している。

しかし、ワシントン・ポストによると、米国当局者は、ロシアが核攻撃に備えて動いている兆候はないとの見方を示したという。

ロシアのドミトリー・メドベージェフ前大統領は22日、ドンバス地方の共和国やザポロージエ州ケルソン州がロシアへの編入を決定した場合、ロシア政府は核兵器を使用して領土を防衛することができると述べている。

先週、ジョー・バイデンが、ロシアがウクライナで大量破壊兵器を使用すれば、厳しい結果に直面し、世界の「除け者」になると警告したことを受けて、ワシントンの核警告に関する報道がなされたのである。

しかし、8月中旬、ロシアのショイグ国防相は、ロシア政府が隣国で核兵器を使用するかもしれないという主張を「ばかげたこと」だと断じ、ウクライナにはそれを正当化するような標的は存在しないと述べている。

ロシアの現在の核原則は、自国の領土やインフラに核の先制攻撃があった場合、あるいは核兵器や通常兵器によってロシア国家の存立が脅かされた場合に核兵器を使用することを容認している。

以上。

WAU MEDIAからのコメント: ここまで読み進めていただいた貴重なお時間ありがとうございます。記事へのご意見ご感想お待ちしてます。コメントは↓

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