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ロシア・トゥデイ(RT) 「イラン、バイデンとトランプの間に違いはないと判断」

Photo 出典元©イラン大統領府 via AP

日本時間9月18日 08:09 ロシア・トゥデイ(RT)

「ロシア・トゥデイ(RT)について」

ロシア・トゥデイ(RT)は、ロシア連邦予算からの公的資金で運営されている、自律的な非営利団体です。2005年に最初の国際ニュースチャンネルを開設したRTは、現在、9つのテレビチャンネルでニュース、時事問題、ドキュメンタリーを放送する24時間体制のグローバルなニュースネットワークであり、6つの言語によるデジタルプラットフォームと、姉妹ニュースエージェンシーのRUPTLYを擁しています。

現在、RTは5大陸、100カ国以上で視聴可能です。主流メディアが見落としているストーリーをカバーし、時事問題に対する新たな視点を提供し、主要なグローバルイベントに対するロシアの視点を国際的な視聴者に伝えています。 2021年1月の時点で、RTのウェブサイトは合計で1億5000万以上の月間アクセス数を記録しています。2020年、RTは世界のTVニュースネットワークとして初めて、YouTubeのチャンネル全体で100億ビューを達成しています。

注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が注目されていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたNATO擁護側から発信されているもの に限られていると言ってよいでしょう(フェイクニュースも少なくありません)。

しかし、どのような紛争も、当事者両方の言い分を聞いて、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する方が賢明だと思います。 従って、この一連のウクライナ紛争のニュースに関しては、敢えて、ロシアやロシア制裁決議に中立を表明する 国のニュースソースを全面的に紹介しています。

「イラン、バイデンとトランプの間に違いはないと判断」

エブラヒム・ライシ大統領、米国のジョー・バイデン氏との会談に興味なし

日本語:WAU

イランのエブラヒム・ライシ大統領は、ニューヨークで開催される国連総会の傍らでバイデン氏と直接対話することが自国に利益をもたらすとは考えておらず、2015年の画期的な核合意を何らかの形で復活させることができるとも思っていない。

「そのような会談が行われるとは思っていない」

ライシ大統領はCBSの記者レスリー・スタール氏に対し、日曜日に放映される60ミニッツのインタビューで、

「彼と会談したり話したりすることが有益だとは思わない」

と語った。

また、ライシ大統領とトランプ大統領は共に来週、国連総会で演説することになっているが、両首脳の会談が正式に議題に上ることはなかった。

ライシ氏は、バイデン政権と前任のドナルド・トランプ政権の間に何か違いが見られるかと問われ、テヘランの立場からは、特に「共同包括行動計画(JCPOA)」として正式に知られている核合意に関して、何も違いはないと指摘した。

「米国の新政権は、トランプ政権とは異なると主張している。しかし、現実には何の変化も目撃していない」

とイラン指導者は述べた。

イランと米国、英国、フランス、ドイツ、そしてロシア、中国、EUが2015年に署名した最初の核合意では、イラン政府は経済制裁の緩和やその他のインセンティブと引き換えに、核産業に関する一定の制限に同意していた。

しかし、2018年、ドナルド・トランプ大統領(当時)率いる米国は、この協定に根本的な欠陥があるとして一方的に離脱し、テヘランに制裁を再強化したため、合意は頓挫した。

その結果、イランは合意に基づく約束のいくつかを徐々に減らし始めた。

バイデンは選挙戦で協定復活を公約したにもかかわらず、この問題では何の進展もなかった。

協定の復活を目指す中、先月流出した新協定の草案には、イランの銀行やその他の経済団体数十社に対する制裁を直ちに解除することから始まる4段階のプロセスが示されていた。

イランはまた、核活動の縮小を直ちに開始することになる。

今週初め、アントニー・ブリンケン米国務長官は、イランが協議で「一歩後退」したため、この問題での近い将来の合意は「ありそうもない」状態になったと非難した。

米国のトップ外交官は、8月8日にEUが提案した協定の「最終文書」に言及した。

それ以来、米国とイランはこの件に関して何度も互いに応酬を繰り返している。

以上。



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