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RIAノーボスチ・ロシア国際通信「日本、千島列島の協定離脱でロシアに抗議」

写真は、羅臼山(らうすやま:メンデレーフ火山)と国後島の古釜布(ふるかまっぷ:ユジノクリリスク)の風景© RIA Novosti メディバンク/ Sergey Krasnoukhov

Photo 出典元

日本時間9月6日16:30 RIAノーボスチ

「RIAノーボスチ・ロシア国際通信について」

RIAノーボスチ・ロシア国際通信は TASS や Interfax と並んで、ロシアで最も重要な報道機関の一つと言われています。 2013年12月9日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏の『国家マスメディアの効果を改善するためのいくつかの措置について』という法令により、RIA Novostiメディアグループは正式に解散しましたが、代わりにロシヤ・セゴドニャ国際メディアグループ(Rossiya Segodnya)が設立され、引き続きRIAノーボスチのブランドを使用することになりました。

それ以来、RIAノーボスチは、ロシアと海外のあらゆる主要な出来事について、正確で最新の情報を視聴者に提供し続けていると言います(詳細:ロシア語」

注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が注目されていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたNATO擁護側から発信されているもの に限られていると言ってよいでしょう。 中にはフェイクニュースも少なくありません

しかし、どのような紛争も、当事者両方の言い分を聞いて、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する方が賢明だと思います。 特に我が国の外交に関わる問題は、状況を誤ると取り返しの付かない損害をもたらすことになりかねません。

従って、この一連のウクライナ紛争のニュースに関しては、敢えて、ロシアやロシア制裁決議に中立を表明する国々のニュースソースを全面的に紹介しています。

「日本、千島列島の協定離脱でロシアに抗議」

千島列島へのビザなし渡航の取りやめについて、日本からロシアに抗議した

日本語:WAU

9月6日、松野博一内閣官房長官は記者会見で、ロシアが千島列島:クリル諸島への円滑な訪問に関する協定を打ち切ったことに対し、日本政府はロシアに「強い抗議」を送ったと述べた。

松野幹事長は記者団に、

「我々はこの決定に対して強い抗議を送った」

と発表した。

一方、林芳正外相は、ロシア政府の決定について「全く根拠がなく、受け入れられない」として、

「反ロシア制裁の発動はウクライナ情勢に関連しており、ロシア政府が二国間協力の決定を下す際に、日本に責任を転嫁しようとしている疑いがある」

と述べた。

また、

「現在のところ、この問題に関してロシアから事前の通告は受けていない」

と付け加えた。

前日、ロシアのミシュティン首相が、国後島、択捉島(えとろふとう)、小千島列島の訪問促進に関する日本との協定を終了するよう命じたことが、インターネットの公式法律情報ポータルで公開された。

これは、相互訪問の手続きに関する1991年の協定と、これらの場所への訪問を最大限容易にするための手配に関する1999年の協定である。

後者によると、元居住者とその家族は、島への容易なアクセスの権利を有するとされた。

ロシア外務省は先に、日本政府の非友好的な措置に対して、ロシア政府は平和条約交渉を拒否しており、千島列島での共同経済活動の確立に関する対話からも離脱すると発表した。

6月、岸田文雄首相は、ロシアとのビザなし交流がない場合の代替案を詳細に検討することを約束した。

特に鈴木直道北海道知事は、日本人が千島列島の親族の墓を訪れる機会がないため、船上から追悼式典を行うよう要望していることについて言及した。

以上。



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