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ロシア・トゥデイ(RT) 「米ホワイトハウス高官、ロシアと非公開の会談を実施」

写真は、2022年9月30日、ワシントンDCのホワイトハウスで行われたデイリー記者会見で、記者団と話すジェイク・サリバン米国家安全保障顧問 © Chip Somodevilla / Getty Images / AFP Japan

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日本時間11月07日 13:04 ロシア・トゥデイ(RT)

「米ホワイトハウス高官、ロシアと非公開の会談を実施」

ジェイク・サリバン米国家安全保障顧問は、ウクライナで増大するリスク回避を図ったとされる

日本語:WAU

ジェイク・サリバン米国国家安全保障顧問は、ウクライナをめぐる対立が拡大する可能性を減らすために、ロシア高官と水面下で接触していたと、ウォールストリート・ジャーナルが日曜日に情報源を引用して報じた。

同紙が取材した米国と同盟国の当局者によると、サリバン氏はロシアのプーチン大統領の外交政策補佐官であるユーリ・ウシャコフ氏や、ロシアの安全保障理事会を率いるニコライ・パトルシェフ氏と接触していると言う。

関係者はウォール・ストリート・ジャーナル紙に、会談の目的はウクライナ紛争の和平交渉ではなく、

「エスカレーションのリスクを回避し、通信手段をオープンにしておくこと」

であると語ったが、交渉がいつ行われたのか、生産的であったのか、などの詳細については明らかにすることを拒否したと言う。

米政府関係者によると、サリバン氏はロシアとのコミュニケーションラインをオープンにしておくことを主張しており、現段階でモスクワとの関与は実を結ばないと感じている他のホワイトハウス高官とは対照的であると述べた。

サリバン氏はウクライナ紛争をめぐるワシントンの政策調整で主導的な役割を果たしているだけでなく、先週キエフを訪問してウラジミール・ゼレンスキー大統領と会談するなど、外交努力にも携わっている。

会談の中で、サリバン氏国家安全保障顧問はウクライナ指導部に対し、紛争を解決する用意があることを公に示すよう促したと、ある米政府関係者は同誌に語っている。

それによると、

「米国はウクライナが交渉のテーブルに戻ることを主張しているわけではなく、敵対行為を終わらせようとしていることを世界に示すことを望んでいる」

という。

9月下旬、サリバン氏は、

「米国はロシア指導部の『非常に高いレベル』に、ロシアがウクライナで核兵器を使用すればロシアは『破滅的な結果』に直面すると警告した」

と述べている。

これは、プーチンが、ロシアは自国民と領土を守るために「利用できるすべての手段を使う」と宣言した後の発言であり、米国政府とNATOの同盟国は、この発言を核兵器配備のベールに包まれた脅しと解釈してのことだ。

しかし、複数のロシア政府高官は、ロシアは核兵器で誰かを脅しているわけではないと主張している。

以上。

「ロシア・トゥデイ(RT)について」

ロシア・トゥデイ(RT)は、ロシア連邦予算からの公的資金で運営されている、自律的な非営利団体です。2005年に最初の国際ニュースチャンネルを開設したRTは、現在、9つのテレビチャンネルでニュース、時事問題、ドキュメンタリーを放送する24時間体制のグローバルなニュースネットワークであり、6つの言語によるデジタルプラットフォームと、姉妹ニュースエージェンシーのRUPTLYを擁しています。

現在、RTは5大陸、100カ国以上で視聴可能です。主流メディアが見落としているストーリーをカバーし、時事問題に対する新たな視点を提供し、主要なグローバルイベントに対するロシアの視点を国際的な視聴者に伝えています。 2021年1月の時点で、RTのウェブサイトは合計で1億5000万以上の月間アクセス数を記録しています。2020年、RTは世界のTVニュースネットワークとして初めて、YouTubeのチャンネル全体で100億ビューを達成しています。

注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が注目されていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたNATO擁護側から発信されているもの に限られていると言ってよいでしょう(フェイクニュースも少なくありません)。

しかし、どのような紛争も、当事者両方の言い分を聞いて、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する方が賢明だと思います。 従って、この一連のウクライナ紛争のニュースに関しては、敢えて、ロシアやロシア制裁決議に中立を表明する 国のニュースソースを全面的に紹介しています。

WAU MEDIAからのコメント: ここまで読み進めていただいた貴重なお時間ありがとうございます。記事へのご意見ご感想お待ちしてます。コメントは↓

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