写真は、2021年6月10日(木)、イギリスのセント・アイブスで開催されたG7サミットを前に、政権が世界的に進めているコロナ・ワクチン接種の取り組みについて話すジョー・バイデン大統領。(AP Photo/Patrick Semansky)
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米国時間12月12日FOX NEWS
by カイル・モリス
Kyle Morris
日本語解説:WAU
「バイデン氏、竜巻の悲劇を利用して気候変動問題を推進、嵐は『温暖化の結果』と示唆」
カイル・モリス氏によると、バイデン大統領は土曜日、米国南部と中西部の一部を襲った致命的な天候を取り上げ、この悲劇を「気候変動」に関する自身の信念を深めるために利用しました。
デラウェア州のウィルミントンで竜巻の被害状況を確認しながら記者会見を行ったバイデンは、
「これらの嵐とその強さは、気候変動と関係があると結論づけることができるか?」
という記者団の質問を受け、
「私が知っているのは、地球の温暖化と気候変動の結果として、全体的な天候の強さには何らかの影響があるということです。これらの特定の嵐に対する具体的な影響については、現時点では言えませんが、米国環境保護庁やその他の機関に、それを調べるよう依頼するつもりです。気候が温暖化すると、すべてのものがより激しくなるということを、私たちは皆知っています。すべてです。そして、明らかにここにも影響がありますが、それを定量的に読み取ることはできません」
と答えています。
写真は、2021年12月11日に同地域を襲った竜巻の被害状況を調査するケンタッキー州ボウリンググリーンの住民。(GUNNAR WORD/AFP via Getty Images)
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バイデン氏の発言は、ケンタッキー州、イリノイ州、アーカンソー州、テネシー州、ミズーリ州を一晩で襲った一連の致命的な暴風雨と竜巻を受けてのもので、多数の負傷者と100人近くの死者を出しています。
この暴風雨に伴い、甚大な被害が発生しました。土曜日の朝の時点で、テネシー州とケンタッキー州では20万人以上の人々が停電しています。
主な被害としては、イリノイ州エドワーズビルにあるアマゾンの倉庫が大きな被害を受け、少なくとも2名の死亡が確認され、数十名の従業員が建物内に閉じ込められたと報じられているほか、アーカンソー州の老人ホームが破壊され、少なくとも2名が死亡、5名が負傷したと報じられています。
また、推定110名の従業員が働いていたろうそく工場が竜巻の被害を受け、数名が屋内に閉じ込められたとのことです。
写真は、2021年12月11日、ケンタッキー州メイフィールドで、竜巻によって破壊されたメイフィールド・コンシューマー・プロダクツ・キャンドル工場(Photo by JOHN AMIS/AFP via Getty Images)
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バイデン氏は11月、国連の「COP26」会議で、気候変動が「我々の知る人類の存在に対する本質的な脅威」であると主張し、トランプ前大統領がパリ気候協定から離脱したことを謝罪しています。
以上。
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翻訳者からのコメント:
ここまで読み進めていただいた貴重なお時間ありがとうございます。記事が面白いと思っていただきましたら、是非、SNSにシェアしてくださるとありがたいです!