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米国時間9月12日DailyWire.com
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by エリック・エリクソン
Erick Erickson
日本語解説:WAU
バイデン政権の『ガスライティング』民主党は2022年の中間選挙で負けようと意図している
「ガスライティング」という言葉は、1938年にイギリスで上演された戯曲「Gas Light」に由来しています。
この劇では、ある女性の夫が、ガス灯が薄暗くなってると言う妻に、暗くなっていないと主張して、彼女を正気の沙汰ではないところまで追い詰めます。実際には薄暗くなっているのにです。
ガスライティングとは、自分が見たり知っていることが実際には起こっていないと人々に信じ込ませるための操作戦術のことです。
この4年間、民主党は、当時のドナルド・トランプ大統領がアメリカをガスライティングしていると激怒しました。
しかし、今度は民主党の番です。民主党も報道機関の友人たちも、あまり気にしていないようです。それどころか、主流メディアの多くがガスライティングに協力しているように見えます。
1933年、MGMはフランクリン・ルーズベルト大統領のために、ルーズベルトがインフレを起こして大恐慌を終結させようとする計画を支援するプロパガンダ映画を制作しました。
そこで使用されたメッセージは、
「ご存知のように、インフレ計画の第一段階として、30億ドルを追加で流通させます。これにより、お金の量が増え、価値が下がります。お金の価値が下がれば、当然、ドルの購買力は下がります。したがって、生活費は強制的に引き上げられることになるのです」。
これは1933年の話です。
世界大恐慌では、賃金が大幅に下落し、物価も暴落しましたが、今はそうではありません。インフレは、少なくとも当時は良いことだと思われていました。今、インフレは良いことではなく、物価は急上昇しているのです。
バイデン政権は、3兆ドル(約342兆円)を経済に投入すればインフレが止まると主張し、アメリカを欺いています。しかし、実際にはその逆のことが起こります。インフレはすでに経済に投下されたすべての資金によって起こっています。
基本的なレベルでは、政府が全員に500ドルを与えてXboxを買わせたと仮定すると、供給する在庫がすぐになくなってしまうか、適正な供給を維持するために価格が急上昇するかのどちらかです。
それがインフレーションです。バイデン政権は経済に大量の資金を投入したため、需要と供給のバランスをとるために価格が急上昇しました。インフレになってしまったのです。
バイデン政権は繰り返し、賃金が上昇していると主張しています。これもガスライティングです。実際には賃金はほとんど上がっておらず、インフレ率は賃金をはるかに上回っています。
したがって、1ドルの購買力は、わずか半年前の1ドルの購買力よりも低くなっています。これは賃金カットに相当します。
また、バイデン政権は燃料価格についてもガスライティングを行っています。石油はグローバルな市場であり、大統領にできることはほとんどないというのが公式見解です。
去年のパンデミックの時も、誰も旅行に行きませんでした。2年前の燃料価格はもっと低かったのです。
バイデン政権の進歩主義者たちは、故意に燃料費が高くなるように働きかけました。民主党員は、自分たちの調査結果が出るまで、化石燃料の需要を減らすためには燃料価格を高くする必要があると公言していました。
バイデン政権は、パイプライン計画を中止し、連邦政府の土地での探査用リースを中止し、石油生産者の規制コストを増加させました。これらの政策は、現在の燃料不足の原因となっています。
トランプ氏が大統領だった頃、米国はエネルギーの純輸出国でしたが、今では、OPECにもっと生産してくれと懇願するしかありません。
このような状況の中で、アメリカのメディアはほとんどバイデン政権と共謀しています。つい先日も、ビルゲイツのMSNBCが、インフレは良いことだと主張する記事をツイートしました。
他のマスコミも、アメリカ人の消費を抑えるためには、インフレは素晴らしいことだと言っています。また、アメリカ人の購入量が減れば生産量も減り、気候にも良い影響を与えるため、品不足は良いことだと主張する人もいます。
現時点では、民主党は2022年の中間選挙で負けようと意図しているかのように見えます。
バージニア州の選挙の後、民主党は有権者を人種差別で非難する動きを倍増させました。バージニア州の有権者は、同州初の黒人副知事と、初のヒスパニック系司法長官を選出しました。
しかし、マスコミの論客たちは、「Critical Race Theory(批判的人種理論)」をいまだに否定しながら、これは人種差別のさらなる証拠だと言いました。
民主党は何度も何度も、真実を語るのではなく、報道機関の助けを借りて事実に反する物語を進めることを選択してきました。そして、彼らは自分たちの裸の王様ことを指摘した少年に暴徒を送り込みます。
彼らに真実が不足しているので、「しかし、トランプが悪いのだ!」と叫ぶしかないのです。
以上。
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この記事の感想:
翻訳者からのコメント:
ここまで読み進めていただいた貴重なお時間ありがとうございます。記事が面白いと思っていただきましたら、是非、SNSにシェアしてくださるとありがたいです!